人に媚びるのって疲れません?わたしはとても苦手です。それから、誰かと自分を比べてついもやもやして、妬んだりするのも嫌です。
でも苦手な人に関わるとついついそんな感情に苛まれることもあって、そういう自分が嫌になっていました。
しかし先日、胃がんを疑われて、うっすらと命に限りがあると気づかされたあとに残った感情は、良くも悪くもありのままでいればいいじゃないかという気持ちだけでした。
わたしの母はちょうど今のわたしと同じくらいの年齢で亡くなりました。これは死後に分かったことでしたが、『特発性血小板減少性紫斑病』という“血小板減少を来たす他の明らかな病気や薬剤の服薬がなく血小板数が減少し、出血しやすくなる病気“だったのです。
おそらくこうなる前にいろいろな兆候があったには違いないと思うのですが、我慢強い母はそんなことは何も言わずに逝ってしまいました。
生きている母に最後に会ったときは、横浜中華街で子供たちを連れて一緒に食事をしたり、雑貨店巡りをしたりして楽しくすごしました。
当時わたしは、姑と同居、3人の子育てに忙しくほとんど親孝行らしいことも出来ていなかったので、突然の母の死をどう受け止めていいか分からなかったです。
そして時が過ぎ、今自分が母と同じ年齢になってみて、、、親にしてみたら、子供に何かをしてもらいたいなんて考えないというか、、、その日その時一瞬一瞬を愉しく生きていれば充分でしょうという気持ちなんですね。
きっと母も3人の孫と楽しく過ごした時間を何よりも喜んでいてくれたと思います。
そういう意味でわたしも、ここまで生きてきたのだから残りの人生はボーナスステージみたいなものだと思っています。
だから誰かに気に入られようと頑張ったり、本心ではないことを言ったりする時間は勿体ないなと。
そして今せっかく自分なりの愉しみやそれに費やす時間を与えられているのだから、その中で自分が気づいたことや、感じたことをありのままに書き留めておきたいのです。
なんてことを書いていたら突然電話が鳴って、、、息子からでした。
今日ちょっと用事があって辻堂まで来て、用事が終わったからこれから一緒にランチしない?とのお誘いでした。
そしてパンケーキを食べたのですが、味は美味しかったのですが、話に夢中になっていて撮った写真はあまり美味しそうに撮れてませんでした。
でも今日に限って言えば、息子とランチすることがメインなので、映えなんて二の次なんです。お店の人にはごめんなさいです。
息子、、、大学1年の頃、YouTubeでかなりの金額を稼ぎましたが半年ほどでスパッと辞めて、それから地道にスーパーでバイトしていました。
それから、彼女の料理の才能に気づきそれを埋もれさせておくのは勿体ないと思い、一眼レフや照明などの器材を買い揃えて料理系のInstagramに投稿する後押しを始めました。その後はクラシルからオファーがきたり、そのコンテストで度々入賞するなどして今に至ります。
で、今日ランチしながら、最近わたしの思うことを話してみたら、「大体みんないい加減とか、テキトーとか、詐欺まがいとか、、、そんなのばっかりよ。んなこと気にしてたら身が持たないよ」
なるほど、息子はよく彼女のことを「あいつは鋼のメンタル」って言っていたけれど、なんとなく分かった気がしました。
きっと彼女のような人も羨む才能の持ち主にも、常人が想像できないような嫉妬や嫌がらせなどあるに違いありません。
でも彼女はそれをものともせず、コンテストで受賞してもそれに甘んじることなく、「次は最優秀を目指して精進します」とストイックな努力を続けているのです。
わたしは、新しい何かをしようと思った時、たとえ相手が自分より年下だったとしても、その分野でその人に一日の長があるならば、恥も外聞もなく教えてもらいたいです。
『聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥』
ですよね。
本当に恥ずかしいことは、自分の無知を棚に上げて、他人の奇譚ない意見には耳を貸さず、自分を褒める意見しか聞こうとしないことだと思います。
だから今自分に言い聞かせています。
『媚びない 比べない 妬まない』
黄色いシンビジウムの花言葉は『飾らないこころ』
わたしもこの花のように生きていけたらと思います。
コメント
ブログランキングから来ました。
息子さんからランチのお誘い、羨ましいです。
『媚びない 比べない 妬まない』実践していきたいです。
また訪問させてもらいますね。
こんばんは♪コメントありがとうございます。またよろしければ遊びに来てください。