ブラッシュアップライフ
今クールのドラマもいよいよ佳境を迎えつつある。日曜は大河(どうする家康)、日曜劇場(Get Ready)、ブラッシュアップライフと自分の中ではなかなかのラインナップ。
とりわけ先日お伝えしたとおり、安藤サクラ主演のブラッシュアップライフはラス前。主人公麻美(安藤)が最後のやり直し人生5回目をスタート。小学校で無事真理(水川あさみ)と再会し、今度は飛行機事故を阻止するべく人生の全てを費やしてパイロットになる。
しかし、Xデー直前になって、目的の便の機長が先輩の中村(神保悟志)に決まってしまい…。どうしたものかと悩んでいるシーンからの予告という流れに。
そして、来週はついに最終回!地方公務員、薬剤師、ドラマプロデューサー、研究医、パイロット……巡り巡ってたどり着く、麻美の人生の終着点は!?かつて思い描いた希望の未来は、果たしてやってくるのか!?奇想天外なブラッシュアップライフがついに完結する。
きっとどんな人生を過ごしたとしても何ひとつ無駄なことはなかったと思えるようなハッピーエンドを期待してしまう。
非の打ち所がない人
ところで、あまりにも優秀な人というのは何周目であるか疑われるというのはこの世界ではよくあることなんじゃないだろうか。娘の友人にも人生2周目なんじゃないかといえるような同い年の子がいて…『そうとでも思わないとあまりにも非の打ち所がなさすぎて欠点も思いつかないよね』なんて、彼女の結婚式の披露宴で同席の友人たちと話していたなんてことがあったらしい。
その彼女一度だけ家に泊まりにきてくれたことがあって、ものすごく賢い(塾なしすべり止め受けず現役T大理系合格)のに全くそんな素振りも見せず物腰も柔らかかった。親の立場からすると一体どうしたらこんな素晴らしいお子さんを育てられるのか、親御さんに伺ってみたいと思ったぐらいだ。
そしてこの際…人生やり直しが出来るのかの議論は脇に置いて、あとから振り返った時に、あーしておけば良かったとか、〇〇のせいでこうなったとか、後悔やいい訳をしない人生を送れたらと思った。
自分など到底、非の打ち所がない人間になれるわけもないのだから、せめてそんな自分自身を肯定してあげてもいいんじゃないかなんて。
素人の感想
そういえば、とあるブログを拝読した時、ある事柄について他人の一方的な感想を聞かされることに対する不快感や、素人が評論家気取りのレポートをしているだけなどと言及されていた。
なるほど、きっとわたしなどもそんな素人が評論家気取りで言っちゃってるよと思われているのかもしれない。
しかし一方で何かの感想を述べるのに、素人やプロとかそういう概念が必要なのだろうか。
たとえば、わたしは毎日家事の一環として料理を作っているが、調理師の資格を持っているわけではない。そして外食にいけば、自分なりの経験からくる価値観をもって、その料理について感想を述べることもある。
そしてドラマの感想も然り。もちろんわたしは小説家や脚本家でもないし、ドラマの製作にも携わったことがない全くの素人だが、それでも時には評論家気取りで感想を述べてしまう。
そういう行為を不快とか無駄と感じる人がいることは理解はするが、わたしは、これからもあらゆる場面で感想や意見を述べるスタンスで行きたいと思っている。
つまりそれがわたしにとって、後悔やいい訳のない人生に繋がっているからだ。
もちろんはからずもわたしのこのような言動が誰かに不快感を与えているならそれは申し訳ないと思うしかないので、その時は遠慮なくコメントやメッセージをしてくださるとありがたいかも。
もちろん『嫌なら見るな』なんて言うつもりは一切ございません。
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