昨日久しぶりに次女が家に帰ってきた。先週末からニアをうちに預け、今回は九州方面で温泉巡りをしてきたらしい。
いつも次女は淡々としていて、あまり多くを語ることはない。が先日、アルカナイズのパウンドケーキについての記事を書いた時に結構反響があったよと話していたこともあって、今回も少しだけ話をしてくれた。
そんな彼女が言ったひとことが、
『竹ふえすごく良かったよ』
だったのだが…恥ずかしながら、温泉旅館には全く疎いわたしは、もうググるしかなかったというのが正直なところ。
名前を聞くのが初めてなくらいなので、当然わたしが竹ふえの宿泊記を書くことは出来ない。
ということで、今回もまたそのお土産を紹介したい。
それにしても…このお土産を見るだけでも、この旅館の凄さを垣間見た気がする。
この高級感満載の桐の箱に入ったバームクーヘン。
早速3時のおやつにいただいてみたのだが、しっとりふわふわで程よい甘さ。決して強く主張してないのだけれど…こんな上品で美味しいバームクーヘンは今まで食べたことがないかもしれない。
この手土産ひとつとってみても特別感が漂っている。
ちなみにこの宿、お高いにも関わらず、リピーター率8割超えという超人気の秘境の旅館なんだとか。
更に娘に聞いたところによると、今回は天飛(AMATO)というお部屋に泊まったのだとか。ブログ的には、写真のひとつでもあればいいのにと思うところではあるが、そういうことに捉われない娘が好きだったりもする。
今回彼女がたった1枚だけ送ってきたのがこの写真。確かに、これもとても美しい。
わたしも半世紀以上生きてきたが、世の中には、まだまだわたしの知らない世界がたくさんあるのだなあと実感した。でもこれを知らないからといって悲観することはない。
わたしには、こんな「ここぞ」というときに利用したくなるような高級旅館の存在を知り、いつかそんなところに泊まってみたいと憧れている時間のほうがむしろ幸せなのではと思えるからだ。
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