アンコール・バルーン
朝日の感動も醒めやらぬ中、次はアンコール・バルーン体験です。
空を飛ぶ鳥の視点で、世界遺産であるアンコールワットやプノンバケン寺院、西バライ、カンボジアの田園風景などが望めるという、世界中の旅行者に人気のアクティビティです。
ヘリウムガスを使った気球は、アンコールワットより正面に800メートル程離れた場所から1度に最大30人を乗せ、高度100メートルまで上昇。上空では10分程の遊覧が楽しめます。旅行者に人気の時間は、やはり朝日と夕日タイム。その時間を希望の方は前日までに予約をしていないとほぼ乗れないほど。
実のところ、高度は最高200メートルなのですが、その時の天候、風の強さによって、飛行しても安全という高さまでしか上昇しません。
乾季は風があまりないため、ほぼ毎日最高地点まで上昇します。雨季になると風が強いことも多く、午後9時を過ぎると風が吹き始めるので飛ばないこともしばしばです。
ちなみに、アンコールワットまでは少し遠いので200㎜以上(できれば300㎜以上)のズームがあるカメラでないとはっきり写真は撮れないのでご注意を。
実際乗ってみた感想ですが、エジプトやトルコの観光などでイメージされるような熱気球とは異なり、上空を遊覧するものではなく、地上から垂直に上昇し10分程度停止するアクティビティなので、お子さんやお年寄りの方でも安心して参加出来るでしょう。
反面、40USD(約6000円)と決してリーズナブルとは言い難い料金でもあるので、女性ならこの分現地のスパ等で旅の疲れ等を癒すことに使ったほうが良さそうと思いました。
もちろんこれは、わたし個人の感想ですし、実際体験してみないと分からないことなので、ひとつの体験として大変有意義だったとは思います。
パークハイアット・シェムリアップでの朝食
さて、このあと一旦、ツアー参加者はそれぞれのホテルに戻り朝食を済ませたあと、アンコール・ワット遺跡群の観光となります。
ところで海外のこのようなラグジュアリーホテルの場合、通常の観光スポットと違ってちょっと写真を撮ることが憚られる雰囲気があるので、どうしても画像は控え目になってしまいますことをご了承下さい。
こちらのホテルでの朝食は、ビュッフェとアラカルトメニューがあり、ビュッフェの品数はあまり多くないのですが、アラカルトメニューが大変充実しています。
特にエッグベネディクトは絶品と評判です。他にも洋食にはトリュフ入りのオムレツやパンケーキなど、魅力的なメニューが並びます。
ただご覧になるとお分かりかと思いますが、何を食べても基本的にハズレはなく、果物や野菜などの素材どれを取っても厳選された品質の高いものばかりです。
ジュースやスムージーも、搾りたて作りたてのものばかりです。
この時わたしは、エッグタルトをいただきました。以前マカオで、アンドリューのエッグタルトの流れを組む有名店、ロード・ストウズ・ベーカリーと、その奥さまのお店カフェ・エ・ナタ(地元ではマーガレットと呼ばれている)、両方で出来たてをいただいたことがありますが、それに勝るとも劣らないぐらい美味しかったです。
もし自分がたくさん食べられる人だったら、このメニューの料理すべてチャレンジするのになあと思いました。
このアボカドのオープンサンドなんかも絶品でした。
明日も早朝からツアーなので、ここでゆっくり朝食が食べられないことがとても残念でなりません。
ヘルシーで美味しい朝食でエネルギーをチャージしたところで、このあといよいよ、三大遺跡観光となります。
ちなみにピックアップの時間(8:45)までの間に、フロントに明日の朝食を”朝食BOX”に切り替えて貰えるか問い合わせてみると…快く受付てくれて明日の6:30ピックアップの15分前にフロントに取りにいくことになりました。
とにかく今回ハードスケジュールなので、ちょっとしたすき間時間も無駄には出来ませんでした。そして同行者がいても大体自分で何でも抱え込んでしまうので、わたしって損な性格だなぁと思ってしまいます。
やはりわたしのようなタイプはひとり旅が一番向いているのだと思います。
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