関東地方の梅雨入りが遅れています
今年は、沖縄・奄美・九州南部・四国で梅雨入りしていますが、各地とも平年より遅い梅雨入りでした。
また、6月10日までに九州北部・中国・近畿・東海・関東甲信が梅雨入りしていませんので、平年より遅い梅雨入りが確定しています。
そして、北陸地方や東北地方も、しばらくは梅雨入りしそうもありませんので、今年、令和6年(2024年)は、梅雨がないとされる北海道を除いて、全国で遅い梅雨入りになりそうです。
東京の16日先までの予報によると、6月11日以降は、夏日が続きますので、梅雨が来ないうちに夏が来るという可能性もあります。
暑さ対策に紫外線対策、今年は例年より早く始める必要があります。
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梅雨は鬱陶しいものですが、これもまた例年通り来ないとなると、いろいろと心配事が増えてきます。1番気になることは、水不足による農作物への影響です。ただでさえ肥料や光熱費、人件費の値上がりで苦労されている農家さんたちが心配です。多少明けるのが遅れてもいいので、しっかり雨が降って欲しいです。
この梅雨に限らず、地球温暖化による気候変動により年を追うごとに日本から四季が失われつつあり、まるで熱帯のような雨季か乾季かという気候に近くなっていると感じます。
とくに近年は梅雨ではなく、夏前頃から発生する今だ経験した事が無い集中豪雨、それによる甚大な被害が著しいものとなっています。いますぐにでも地球規模で温暖化対策に取り組むべきだと…そうでなければ災害レベルも益々拡大の一途をたどるのではと懸念されます。
ミツバチの分蜂
さて、その梅雨入り問題ともおそらく無関係ではないと思うのですが、わが家の敷地内でちょっとした出来事がありました。
なんだか外で暴走族が走っているような音がするなと思って出てみるとミツバチの大群の羽音でした。
どうやらこれは、ミツバチの分蜂という現象でして、春になり、新しい女王蜂が生まれると、母親の女王蜂は、働き蜂の約半数を連れて巣を飛び出し、新たな場所に巣を作る準備を始めるのだとか。
本来ミツバチは攻撃性を持たない益虫なので様子を見守りたいところなのですが、とはいえ、ここは住宅街ですし、近所には幼稚園や小学校もある地域なので、巣を作られたらかなり厄介です。なので当初予定していなかったマサキの剪定を前倒しすることに。そして出た剪定枝は45ℓゴミ袋で10袋ぐらいになりました。
するとこんなミツバチたちの様子を発見することに。
いずれは庭で養蜂をなんて思わないこともないですが、流石に今は無理なので、ミツバチさんたちには申し訳ないですが、ここから立ち退いてもらうことにしました。
実はこの作業には3日ほどかかりまして、多分もう大丈夫かと思いますが、まだしばらくのあいだ注意が必要です。
それにしてもこれは、ミツバチさんたちとってわが家は少なからず魅力的な場所になってくれている証でもあるので、痛し痒しの心境です。
今年は、先日のじゃがいもといい、花や作物の生育が今のところ割と順調です。ただ、冒頭でお伝えしたように、例年より梅雨入りが遅れて、水遣りをより念入りにしなければいけなくなっているのでの真夏でもないのにもうすでに朝晩の水遣りが必須になりつつあります。ちよっと水道代が心配だわ(^_^;)
でも、きゅうりさんのこんな姿をみたらほれぼれしちゃって、たくさん水をあげたくなるというものです。この時期は草花ばかりか、ナスもトマトもきゅうりも、みんな生き生きとして美しいです。
健全なる精神は健全なる肉体に宿るではありませんが、野菜も強く健康に育つと、多少葉っぱが虫に齧られてもそれを補って余りあるぐらい美味しくなってくれるものです。
そういえば先日、乙女寿司でお造りをいただいた時にも、花付ききゅうりが飾られていました。高級料亭や寿司・割烹などではしばしばこのような作物の花が使われることがあります。
家庭菜園の醍醐味って、ただその成果を楽しむだけではなく、その途中に咲いた花を飾ったり食べたりすることも出来ること。以前は花を食べるなんて考えたこともありませんでしたが、無農薬で育てていれば、ビオラだって十分食用になります。
今どきよくありがちな意識高い系のカフェやレストランの料理で見かけるような花をてんこ盛りで楽しむことも案外簡単。と、考えると、これ以上の贅沢はない気がします。
先日ベジトラグに撒いたタネも順調です。
切り戻しして一旦花を全部摘み取った薔薇咲きのインパチェンスの花も咲いてきました。
そして、これからの季節はなんといってもひまわりでしょう。これはタネから育てました。
梅雨がきてほしいと願ってはみたものの、やはり晴れると嬉しくなります。特にこのひまわりには太陽がとてもよく似合います。
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