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北海道猟友会がヒグマ駆除拒否へ 全71支部に通知検討 猟銃所持許可取り消し訴訟の高裁敗訴受け

猟銃所持許可取り消し訴訟の余波

北海道猟友会(札幌)が、自治体からのヒグマの駆除要請に原則応じないよう、全71支部に通知する方向で最終調整していることが13日、分かった。
砂川市の要請による駆除で発砲した弾が、建物に当たる危険性があったとして、猟銃所持の許可を取り消されたハンターが処分の取り消しを求めた控訴審で、10月に敗訴したことを受けた対応で、民間任せの駆除のあり方に一石を投じる狙いもある。各支部の意見を踏まえ、年内に開く理事会で正式に決定する。

北海道新聞

懸念していた通りの展開に。そもそも猟友会という趣味の民間団体を駆除の主体とすることに無理があった。もはや公務員もしくはそれに類する機関に住民の安全を守る為に全面的に対応してもらうしかないだろう。これはヒグマに限ったことではなく、シカやイノシシなどの駆除も同様。鳥獣害対策は、自治体上げて取り組むべきであり、しかも現状はまったなしである。

だが残念ながら、現場の担当者は実際自分が命の危険に晒されてみない限り、どこまでも他人事だ。民間人に安すぎる日当で命張らせておいて自分は安全地帯で椅子に座ったままボーナスを満額貰えるような浮世離れした裁判官たちに一体何が分かるというのだろう。

そして今回の裁判、地裁での判決を不服とした道が控訴したもの。つまり道は「民家近くにヒグマが出没しても駆除しません。運悪く出くわしたらあとは自己責任で」と言ってるようなもの。道民の皆さんは大人しく従ってくださいと言うことなのだろう。全くもって酷い話だ。この手の話が取り沙汰されるたび、「熊を殺すな」と苦情をいれる身勝手な動物愛好家たちの無責任さとほとんど大差ないだろう。

もともと猟友会側にクマ退治の義務はない。あくまで自治体の要請でボランティアでやってるだけなのに、それであとからいちゃもんつけられて免許取り消しになるなら、もう誰も引き受けはしないだろう。

11月のエトセトラ

きょうさん、このところなかなか多忙である。

どこぞの“食いしん坊を極めたお方“や、“カリスマ主婦“などと違って本当に等身大な忙しさ。一昨日からまたニアをお預かりしている。この日は午前中、ママ友とCOSTCOとオオゼキでお買い物。そしてそんなバタバタな日に限って、普段何も言ってこない娘②と息子から連絡がきて所用を頼まれる。無論、この記事で詳細を明かすつもりはさらさらない。だって何を言っても自慢になってしまうから(笑)

で実は来週のとある日から鉄子とお出掛け予定なのだが、お互い前日まで全く準備する暇がないくらい予定が立て込んでいる。何しろ鉄子ってブロサー内の自称〇〇さんたちが束になっても敵わないくらいやり手。だから彼女のプライベートは一片すら晒せない(* ´艸`)

そういえばきょうさん、旅の資金稼ぎにバイトをしようと派遣会社に登録をしてみた。もちろん、今流行りの闇バイトをするつもりはない笑

そして今、とあるお仕事が決まりその研修中ということで久しぶりにお弁当を作って出勤している。ちなみに相変わらず早起きして庭仕事も継続中で、オクラとナスは朝採り。そしてやはり、わっぱ飯はいつ食べても美味しい。

わっぱ飯

庭仕事と言えば、去年娘①に貰ったサフラン。花を収穫後、球根を太らせて掘り出しネットに入れて乾燥させていたものを再び植えてみた。去年娘から6個ほど貰った球根が倍くらいに増え、いま芽が14個ほど出てきている。また自家製パエリアが作れそう。今年は上手くすればママ友にお裾分け出来るくらい雌しべを収穫出来るかもしれない。世界一高価なスパイスを自宅の庭で栽培するって、これ以上の贅沢はないだろう。

サフラン

このところ、世間はますます二極化が進んできている。それに伴って、わざとらしい庶民派アピールの言動が鼻につくようになってきた。たとえば、300円程度のドーナツがお高くて手が出ないとか。旅先の名物の値段が強気すぎて買えないとか、富豪プライスだとか。パスタ専門店のパスタが高すぎて自分では食べられないとか…。

そもそも、そこそこ小綺麗なお店でそれなりに美味しい食事を千円以下で食べられるなんて日本だけ。美食大国のフランスでさえ、文字通りの富裕層を除いて、バターリッチなクロワッサンを食べられるのは週1ぐらいだと言われている。

まず仕事ではなくプライベートな旅行をする時点で、ある程度、時間とお金に余裕があるのは明らか。そんな人がたった数百円程度のモノを買えない筈はない。単に自分が欲しくないだけのこと。

それなら、買いもせず、食べてもいないものをブログタイトルに載せるべきではないだろう。それって本人がいくら否定しようとも“PV狙いなのねー“って勘繰られても仕方のないことだろう。

そしてまた、そういった記事に書かれる感想やコメントもなかなか面白い。ほぼ8割以上は信者たちの絶賛で埋め尽くされ、あと残りは…明らかに読みもせず書いている感想が見受けられる。その方が、高くて手が出なかった料理や、興味がないので行かなかった場所について、「美味しそう〜食べてみたいです」「すごい絶景ですねー行ってみたいです」などと引用しただけの画像を指してテキトーなこと言ってる人も結構いる。

そんな読むに値しないコメント(失礼)でも、枯木も山の賑わいとばかりに、欲しがる人もいるのだろうか。

よくどこかの誰かが、『皆さんいい人ばかりで』なんて善人ぶったこと言っちゃってるが、そんなこと言う奴に限って本人の本質は真逆ってのがお約束だ。

でしょーそんな上っ面ばかり、本音と建前を使い分けてる人たちばかりだから、命の危険を顧みずヒグマを駆除してくれたハンターさんの猟銃を、“危険だから“と取り上げるような暴挙がまかり通ってしまうのだ。

ハーメルンの笛吹き男

今回のケースは、あの『ハーメルンの笛吹き男』を彷彿とさせる。このエピソードをご存知ない方のために簡単に紹介させていただく。これは、ドイツのハーメルンに伝わる伝説。

見知らぬ男が町に現れ、笛を吹いてネズミを集め退治するが、住民が約束の報酬を支払わないことに怒り、町中の子供を集めて連れ去る。 1284年に実際に起こった、子供130人の行方不明事件がもとになっている。
ハーメルンの笛吹き男

高裁の無責任な判決がこのような悲劇に繋がらないことを祈るばかりである。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

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