人生って何が起こるか分からない。これはいい意味でも悪い意味でも。先週末、しばらく連絡が無かった息子から突然連絡があって、喉の痛みを忙しさにかまけて放置していたら悪化して病院に駆け込んだら、『もう少し遅かったらあんた死んでたよ』とドクターに言われて、入院するかもしれないと。結果は明日分かるということで連絡待ちしていたら、『通院して点滴だけでオッケー』ということになったということで安心していた。
だがしかし、月曜になって仕事の休憩時間にスマホをチェックしたら『急遽本日から入院になった』と連絡が入っていた。まあ入院してしまえば逆に安心なので、面会はわたしの仕事が休みになってからでも大丈夫かと確認したらそれでいいということだったので、昨日午前中に頼まれた雑用をこなし、午後の面会時間にお見舞いに行ってきた。
それにしても事実は小説よりも奇なりではないが、今のわたしの職場とその病院が割と近くてそのことにも驚いてしまった。
で結論からいうと、息子は金曜日に退院するということで、わたしが面会に行った時には案外ケロッとしていた。
そういえば、このブログに息子が登場するのは久しぶりかも。今彼は、ある会社に席を置きつつ、以前から個人的に請け負っていた仕事も続いていて、某企業のネット配信の仕事も掛け持ちしつつ、一時休学していた大学院にも通っていて、彼が入院したことによって結構な損失があったらしく、病気よりもそのことを愚痴っていた。
わたしからすれば、病気を甘くみていたツケが回ってきただけだろうってことで、でもこうやって憎まれ口を叩くぐらい元気になったのだから良しとするしかないんじゃないかと思った。
ちなみに息子が緊急入院したのは、みなとみらいの『けいゆう病院』である。
そして息子ったら生意気にも、相部屋は嫌なので個室にしたのだとか。でも、あとから少し後悔したらしいのだが、一番安い個室にしたにも関わらず、1日3.3万とかなりお高いお値段だった。
息子の元気な様子を確認したら、急にお腹が空いてきたので、最上階にあるレストラン『すみれ亭』で食事をして帰ることにした。
以前通っていた湘南鎌倉総合病院のレストランの食事も美味しかったが、こちらも負けず劣らず評判がいいらしい。しかもここは病院の最上階なので眺望もいいらしい。
うん、確かにここは病院とは思えないような見晴らしの良さ。隠れた絶景スポットと言っても過言ではない。
この日わたしが食したのは鯖の味噌煮定食。見た目はそれほどでもないが、これはかなり美味しい鯖の味噌煮で、ご飯も美味しい。そうそう、息子にここに寄ってから帰ると言ったら、『この病院の食事美味しいよ』と言っていたっけ。
思わず画像を送ったら、『あ、この味噌煮食べたよ』と。なるほど、こんな美味しい食事を摂っていたら体力の回復も早いだろうなと合点がいった。
ところで、入り口のサンプルの画像でお気づきの方もいらっしゃるかもだが、なんとこの『すみれ亭』が来年の1月24日をもって閉店することになるらしい。
もっと早くここを知っていたらと残念に思う反面、まだ2ヶ月近くは営業しているので、仕事帰りに寄ることも出来るので今度はここから夜景も眺めてみたいと思った。
今、みなとみらいでは、あちこちでクリスマスのイルミネーションが華やか。横浜美術館前には、LVのメリーゴーランドが設置されていて、ちょっとしたフォトスポットになっている。
夕暮れ時にはいつも順番待ちの長蛇の列が出来ている。
正直今の仕事はわたしの好みではないので、いつまで続けられるかわからないので、ここに通っている間に行けるところはいろいろ行っておけたらと思っている。
たまたま息子が入院した病院のレストランの眺望が良くて食事も美味しいとか、そしてたまたま今の職場がその至近距離だとか、不思議な偶然ってあるものだなあと。
人間万事塞翁が馬とはまさにこのこと。何があってもマイナス思考に陥らず、ふんわりと受け止めていればきっと悪い様にはならないと思う。流れに乗って流れるに任せるように生きていけたらいいな。
さて今日は久しぶりに朝から庭仕事三昧。スーパーで格安の葉牡丹を見つけたので、近所のドラッグストアに寄って虹色すみれを買い足した。それをケイトウと球根ベゴニアの跡地に組み込んだ。ラベンダーとヘデラが暴れていたので、剪定の得意な夫に整えてもらった。素敵な冬の寄せ植えが完成♪
12月なのにまだブーゲンビリアが咲いているわが家の庭は不思議な雰囲気を醸し出している。
こんなことを言っていられるのも息子が無事退院してくれたお陰。それもこれもきっと神様のお陰なんだろう。けっして日頃の自分のおこないが〜なんて思いあがってはいけないと思っている。
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