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”世界三大がっかり名所”と”おっぱい岩”

世界三大がっかり名所コンプリート

夫から連絡があった。

こう書いてしまうと、仲良し夫婦と誤解されそうなのでぶっちゃけるが、奴が連絡をよこすのは困った時か愚痴を言いたい時だけなので、きょうさん的には全然嬉しくない場合がほとんどである。

今回はこんな愚痴から始まった。

『デンマークに居ますが、油断してコペンハーゲンのセブンイレブンで値段チェックせずに朝食に買った水とビールとハンバーガーが2千円。ちなみにおにぎりは1個700円でした。恐るべしデンマークの物価高!!』

まあ確かに、コンビニのハンバーガー、ビール、水だけで2千円というと、日本の感覚で言えば高いとは思うけれど、元々北欧の物価は高く、しかも今は円安だからまあこんなもんかなと思う。

アイスランドでも似たような愚痴を聞かされていたし、現地ツアーで立ち寄るレストランなどではパスタ?とドリンクだけで4千円もしたとか。

夫は若い頃、”深夜特急”に憧れて東南アジアを中心にバックパッカーをしていて、その頃の感覚が抜けないんだろう。しかしもう今は、アラコキだし、年相応に余裕のある旅をすればいいのにと個人的には思うが、この年で価値観を変えるのは難しいのだろう。

それでもなんだかんだで旅を楽しんでいるのは写真にうつる表情からよく分かるので、単純にわたしに愚痴を言って憂さ晴らししたいだけなんだろう。

ただこれが仕事の愚痴であるなら、受け止めるのもやぶさかではないけれど、『自分が好きで出掛けている旅行なのだから、わたしにストレスをぶつけるな』と思う。こういうぐちぐちと女々しいところがとっても嫌。

まあこれは彼に限ったことではないが、旅先でお土産や食事が観光地価格だ云々と文句を言って、ただ冷やかすだけの旅行者って、いったい何の為に旅行してるのかしら。

こういう人たちって、旅先でも己だけは”自分の適正価格じゃないと許容したくない”ということなのだろうか。

言っちゃなんだが、物価高の欧米でそれを貫き通すなんて不可能だし、むしろ今、物価高と言われている日本でさえも恵まれているのだと捉えたほうが幸せになれやしないか。

でせっかく”金と時間と労力”を、そして”わたし”に迷惑を掛けて出てきてるのだから、

”どんな状況でも楽しむべき”だと思うけどな。

と、かなり前置きが長くなった(笑)

夫は多分今頃はチェコの首都プラハに着いている頃か。

レイキャビックでは、オーロラ観光をしたり、氷河や滝、ブルーラグーンに行ったようだが観光中だけは不思議と雪が止んでいたらしい。しかし、ホテルに戻ると吹雪いてくるので楽しみにしていた街の散策はかなわなかったようだ。

そして問題のコペンハーゲン。アムステルダムからレイキャビックまではLCC、レイキャビックからコペンハーゲンまではスカンジナビア航空での移動。ここでは日程上ほとんど時間が取れず、唯一の目的が、”世界三大がっかり名所”として有名な『人魚姫』と2ショットの写真を撮ること。

先に、ブリュッセルで『小便小僧』、シンガポールの『マーライオン』も捉えているので、これでめでたくコンプリートとなった\\\\٩( ‘ω’ )و ////

去年のアフリカの旅で、『世界三大瀑布』を制覇したことに比べたら、ちっさい話だが、『日本三大がっかり名所』を制覇するよりかはマシに感じられる。

ちなみに夫自身は…

『ベルギーの小便小僧と人魚姫とシンガポールのマーライオンこれで三大ガッカリを制覇しましたが実物は全て良かったです』

と言うことなので、本人的には大満足だったのではないだろうか。

わたしは、今のところ、シンガポールのマーライオンだけ。確かこの時は、夫が留守番して、大・高・中の子供達をつれて行ったこともあり、とても楽しかった。

あの頃はみんな若かったなぁ(笑)

マーライオン

小学生のわたしが、父に連れられて行った頃のマーライオンは、人の等身大の大きさで確かにがっかりだったけれど、今のマーライオンは全然そんなことはなく、ここは向かい側に見えるマリーナベイサンズと共に間違いなくシンガポールを象徴する観光名所である。

マリーナベイサンズ

おっぱい岩

おっぱい岩…鉄子から貰ったスケジュールをみた時、え?何?と思ってしまったのだが、ここは天気が良ければ最高にフォトジェニックなスポットだ。

おっぱい岩は、海水の力によってできたと思われる変形岩で、女性の乳房にそっくりな形。直径は約1.5m。見事な乳首までが付いている。直に触ると「胸が大きくなる」とか、「母乳がたくさん出る」などのご利益も噂されている。また、干潮時にしか姿を現さないので見学の時には潮汐表の確認が必要。

見事な”おっぱい”もさることながら、干潮時に露出した岩肌と真っ青な空と海とのコントラストはまさに絶景と呼ぶに相応しい。

自然は偉大な芸術家だと実感させられた瞬間だった。

そして、自分が女性で良かったと思ったのは、こういう話題を取り上げても、男性と違い変な目で見られることがないということ。

誰がなんと言おうと、美しいものは美しいのだと、この海辺で叫びたい気持ちになった。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

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