今日は孫のリトミックの発表会だった。
以前から孫が多少なりともやんちゃなことは分かっていた。そしてその子育てについて娘に苦言を呈し、拒絶されたこともあってしばらく距離を置いていたが今日は招待状をもらったのでDと一緒に行ってみた。
今となってはぐうたら主婦になってしまったが、長女が生まれた頃は幼児教室に通わせたりひと通りのお稽古はやらせてきた。
しかし残念ながら我が家の子どもたちは、3人とも親が期待したほどの成果は出せなかったなとずっと思っていた。
でも今日、そんな当たり前のようなことですらありがたいと思えるような出来事があった。
リトミックの発表会とは壇上で先生のピアノに合わせて動いたり、道具を使ったりなど普段のレッスンの成果を発表するような場だった。
わたしも張り切ってカメラを充電して出掛けたのだけど、、、他2人のお子さんがしっかり流れに沿って動いている傍で、何ひとつしようとせず手をふりほどいて脱走しようとする孫の姿をモニター越しに眺めながら、プログラムの内容など一切頭に入ってこなくなってしまった。
これはもう躾とかそういう問題ではない。わたしが娘に言ってきたことは、標準的な発達をしていた3人の子育てをしてきた自分の経験を押し付けてきたにすぎない。
孫はババのわたしがいうのもなんだが色白でとても可愛らしい顔をしている。でも以前から少し人と目を合わせないようなところがあるにはあった。
でも多分少し変わってるだけ?普通より活発なだけだと気にしないようにしてきた。
でも舞台上で繰り広げられていた光景はお世辞にもよくできていたとも言えず、むしろ他のお子さんたちに申し訳ないような孫の有り様なのであった。
もちろんまだ孫は2歳になったばかりなのでこれからいくらでも他のお友達と同じように出来ることも増えてくるかもしれない。あとになって振り返り、あんな時もあったよね?と笑い話になることだってあるかもしれない。
しかし結果的に今の思いが杞憂に終わったとしても、やはり別な結論を出さざるを得ない状況も覚悟しなければいけないと思った。
今帰宅はしたが、正直なところ目の前が真っ暗になったような、何も力が入らないような感覚に陥っている。
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