今度の仕事は貿易事務。OAスキルはもちろんのこと、英語を含むコミニケーションも必要だったり、あらゆる要素が満載なので、仕事としてとても面白いなあと以前から思っていたけれど、この歳から雇ってくれるところがあるとは正直思ってもみなかった。
慣れないことだらけだが、先輩事務員の負担を少しでも軽く出来るようになんでも吸収する意気込みで頑張る。
今日は、先輩から貿易の本をお借りしてきた。この週末に読み込みたい。
人間何がきっかけで浮上するかわからない。
一番は、Dとの不仲かなぁ。別居を視野に考えた時、まずは正社員で働けるところを探すしかない。そして本当にたまたまこのタイミングだから、ご縁があったのだろう。
今日は、既に今いる職場を先に退職した方と、また延々と話していて、年内に飲みに行こうねと約束した。
彼女も退職以来、ずっとわたしのことが気になっていたらしい。自分だけ先に辞めて心苦しく思っていたという。
だから久しぶりに私が彼女にショートメールをした時、とても嬉しかったと言っていた。
これで本当に、心の中に刺さった棘が消えたような気がした。
しかしこれも、本当の絶望があったから見えてきた光だ。自分の足で生きていこうと思わなければ、誰も自分を変えてなんかくれない。
彼女は今、とても充実した日々を過ごしているようだ。
そしてわたしにも、そうであってほしいと願っていてくれたみたいだ。
正直、あの職場は、人材の墓場かと思うようなところだった。そして家もわたしにとっては墓場だった。今、ひとつの墓場から抜け出そうとして、もうひとつの墓場は、庭園墓地くらいには昇格したかしら。
真剣に苦しんだその先には、霧が晴れるような場面が必ず訪れる。
帰宅したら「CREA Traveller」の秋号が届いていた。テーマは奇しくも”庭園に遊ぶ”だ。
今、目の前にある世界は楽園とは言い難い。しかし、自分の心がけ次第で荒れ果てた庭を美しく整えることは出来る。
初めて訪れる旅先で、今度は何を見つけるのだろう。
友人が2日目の宿を決めてくれた。今年初めのフランス旅行以来、距離は短いが久しぶりのフライトで、レンタカーでの道内移動は初めてで。
行き先は乞うご期待といったところか。
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