お茶したくない人からメールが届いた。
ブログの記事は見たくない時は見なければいいけれどメールはそうすることも出来ず。(さすがに迷惑メール設定まではね)
今晩は。 お仕事、お疲れ様です。 今日、1月の旅行の中止の連絡が入りました。楽しみにしていたお城ツアーが無くなりました。コロナウイルスの影響で、人が集まらなかったせいでしょうか? 四国のお遍路旅の人数は、全員で6名でした。各お寺で、お経を唱えてきましたよ。信仰心ゼロの私が。
なんていうか、、、ツアーが中止になったのはお気の毒というしかないけれど、こんな時期に団体旅行に行きたいとは思わないので、だからなに?と言わざるを得ない。
というかこのご時世に不特定多数の人が集うツアーに参加するような人には会いたくない。自分が障害者のグループホームに勤めているなら尚更である。
そして、前回わたしが最大限の配慮を込めて書いたメールに、”了解します”とひとことしか返せない人から、こういったどうでもいいメールを貰いたくはない。
奇しくも私も、年明けのハイアットリージェンシーをキャンセルしたばかり。
前回のホテル忘年会といい、本人は悪意がないとはいえ、嫌なタイミングで連絡をよこされてはっきり言って気分が悪い。
さて、どんな返信をすればいいか?そんなことを考えることすら面倒臭い。
そして前回あーいった失礼なメールをしておきながら、自分の残念な感情に共感してほしいという虫のよさは一体どこから湧いてくるのだろう。
それからこんなふうにも考えられる。こういう一部のデリカシーの無い方々の行動が、Go To=悪という風評を増幅させるのだ。
みんながみんな、もちろんわたし自身も必要があってこの街に住んでいて、それがたまたまコロナ感染者の多い首都圏だったというだけ。年末年始の帰省もままならない人も大勢いるのだから、近場や巣ごもりで楽しむ工夫をすればいいと思う。そしてどうしても出掛けたければ、粛々と。隠れキリシタンほど辛くはないのだから。
総理の会食とか、マスクをずっとしていなかったとか、そんな細かいことを吹聴する人がいらっしゃるが、総理だって人間だ。会食ぐらいするだろうし、息抜きだってするだろう。まして食事中こまめにマスクをつけたり外したりそんなことは無理に決まっている。
そんなことより、海外からの渡航者をなんとかしてほしい。
裸の王様ではないが、今は必要だから仕方ないけれど、誰がどう考えても一年中マスクが必要な日常なんて、、、客観的に見れば滑稽でしかない。
一日も早く安全なワクチンが接種できるようになることを祈るばかりだ。
さて、、、だからなに?の人にはどう対処すればいいだろう。彼女もまたわたしとは違うタイプの旅人なのだろうが、ツアーが全て良くないとは思わないけれど、今このご時世、見知らぬ人同士が集う旅はリスクが高すぎる。
そして本人にその自覚がない以上わたしが意識的に距離をおくしかないだろう。
わたしにとって旅は、心に豊かさをもたらし、ゆったりとした優雅なひとときをすごすかけがえない時間だ。
金沢行きのグランクラスの車内で久しぶりにOld perrを飲んで美味しいと思ってから、この前はクラブラウンジで、響を飲んでみた。
少ないながらも上質なおつまみと、溶ける氷とウィスキーが相俟って、それはまるでプラハの教会で聴いたカルテットの調べのように心の奥底にまで響いてきた。
誰にも邪魔されない自分だけの時間。
だからなに?と誰かに思われようと、この場でなら許される言葉を紡いでいけたら。
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