あきんどスシローは2月1日、回転すしチェーン「スシロー」店内での迷惑行為を撮影した動画がTwitterなどのSNSで拡散している件を巡り、迷惑行為を行った当事者・保護者から謝罪を受けたと発表した。ただし「引き続き刑事・民事の両面から厳正に対処する」(同社)という。
問題があった店舗がスシロー岐阜正木店(岐阜県岐阜市)だったことも特定。全ての湯飲み・しょうゆボトルを洗浄するといった対応を取った。さらに同店舗と近隣の店舗では、食器・調味料の提供方式を変更。店内に食器や調味料を設置し、客自身がテーブルに運ぶ形にする。テーブル席とレーンの間にアクリル板も設置中という。
問題の店舗以外でも、客からの申し出があった場合、備え付けの食器・調味料を、消毒済みのものに取り換えて対応する。
スシローを巡っては、若い男性が店内に設置されたしょうゆの容器や湯飲みをなめたり、回転しているすしに唾液を付けたりする動画が1月下旬にSNSで拡散。「もう安心して食べられない」などと話題を集めていた。
IT Media News
この問題、スシローだけでなく全ての外食産業に大きな衝撃を与えるぐらい大きな出来事だ。
あんなやばい奴が実在するんだと記憶に刻み込まれてしまったら、もう外食全般に行く気が失せてしまう人がいてもおかしくない。
そしてこれはSNS上でモラルを逸脱しても見過ごされ、目立ったもの勝ちの風潮が蔓延り、なあなあで済まされてきたことの行き着く先だ。
今回、当事者と保護者が謝罪したことで穏便に済ませてもいいのではという意見もあるようだが、こういう人が居ると、企業はその対策をせざるを得なくなりその分の費用を回収するために値上がりすることになり、結果的に利用客が被害を受けることになるので、これは厳しい態度でのぞむべきだ。
ここはマネする奴が出ないようにきっちり処罰してほしい。謝って済むなら警察も弁護士もいらないし、この騒動でスシローの株価は大暴落。企業やその従業員、株主にも大きな損害を与えているのだ。
そしてこれは近頃よく問題視されている『こういうことをしたらどうなるのか』という想像力の欠如が根底にあるのではないだろうか。
しかしこういうことをいうと必ずと言っていいほどこんな意見を仰る方も一定数いるのも事実。
『子供は過ちをおかす。それはどの子供もすべからくそうだ。それを許せる寛容な社会でなければない』
しかしさすがに今回ばかりは子供のいたずらではすまされない。加害者が未成年者であるならその保護者も責任を問われても仕方ないだろう。
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