空港検疫で
新型コロナウイルスの国内感染者は2日午後7時半現在、新たに7万5885人が確認された。死者は全国で244人だった。
空港検疫などで確認された感染者は84人で、うち82人が中国に滞在歴がある人だった。
中国での感染拡大を受けて、日本政府は昨年末から水際対策の強化を始めている。
朝日新聞DEGITAL
既にアメリカはビザ発給停止、ドイツは中国便禁止など毅然とした対応を取っている。春節ウェルカムなんてやっている場合ではないだろう。この状況、まるで3年前のデジャブを見ているかのよう。もういい加減にしてー。
これでは今年も、旅行で海外に行きたくても無理だろう。と常識的に考えたら思ってしまうのだが。わたしはあとどれくらい我慢しなければいけないのか。無限地獄のようだ。
なぜ無限地獄なのか
一方、1日放送の討論番組「朝まで生テレビ！」で、日本の将来に悲観的な意見を主張したたかまつなな氏に対し「だったらこの国から出ていけ！」と田原総一朗氏が激昂したらしい。
１日の同番組で「日本を立て直せるか？」とのトピックが展開されたが、たかまつ氏は「ＮＯ」と回答しつつ、日本を変えられると思っている日本の若者が２割しかいないことを指摘。年功序列や非効率な習慣を変え、もっと若者が参加する社会にすべきと主張した。
そんなたかまつ氏に対し、田原氏は「あなたは本心からＮＯなの？ 本当は日本が良くなると思ってるの？ 思ってないの？」と追求。これに「思ってないです」と返答して説明をしようとしたところ、突然田原氏が「だったら、この国から出ていけ！」と激高する、あわや〝放送事故〟寸前の場面が放送されていた。
朝まで生テレビより
日本の問題点を指摘する人がいると、「だったら、この国から出て行け!」とか。はっきり言ってわたしなどは、有り余るお金があり、健康面で不安がなければ、海外で暮らしたいと思うタイプなので、「出ていけ!」と言われなくても出ていきたい。
しかし、田原氏がどれだけ偉い人なのか知らないが、本気で国を憂いている若者の意見を聞こうともせず、「だったら出て行け!」などという権利がどこにあるというのか。若者側の視点に立ってみれば、『そんな年功序列や既得権益の上に胡座をかいている、あなたたちが出て行くべき』ではないか。
国民の命や生活より、全国旅行支援や中国に忖度する勢力が幅を利かせているこの国の政府の不甲斐なさに嘆き、既に多くの富裕層や頭脳労働者は海外に生活の拠点を移しつつある。そしてこのままだとその流れが止まることなどないだろう。
もはやこの国に居残るのは、公務員や高齢者や生活保護や社会的弱者のみなんて絶望的な未来しか見えてこないのだが。
防衛費増額のための増税
2022年12月、突如として「防衛費増額のための増税」を表明した岸田文雄首相。自民党内からも反対の声が噴出したが、結局、防衛費の総額は2023年度から2027年度の5年間で43兆円規模（過去5年間の約1.5倍）と決まり、2027年度からは、不足する年1兆円の財源補填のため、所得税・たばこ税・法人税の「増税」が政府与党の方針として固まった。
岸田首相は「（防衛増税は）将来世代への責任として対応すべきもの」などと国民に理解を求めるが、その後、閣議決定された2023年度当初予算案で、建設国債の使い道に戦後初めて「防衛費」が含まれることになる。
『防衛費の為の増税が将来世代への為の責任だ』などという前に、今起きている北朝鮮のミサイル発射に対して遺憾砲しか飛ばせない国の防衛費が、今どれだけ適切に使われているのか、国民に対して説明するべきでないのか？
年明け早々、もう誰も嫌なニュースなど聞きたくないだろう。
論客たるもの、そんな古い体制にこそ、言葉の鉄槌を喰らわす存在であってほしい。
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