ブラジル 鳥インフルで緊急事態宣言
ブラジル政府は22日、高病原性鳥インフルエンザH5N1型の感染が確認されたとして、全土に180日間の動物衛生上の緊急事態を宣言した。ブラジルは世界最大の鶏肉輸出国で、感染が広がれば日本などで影響が出る可能性がある。現時点では感染は野生の鳥に限定され、鶏肉や卵の流通に影響は出ていないという。
これまでに南東部エスピリトサント州などで8件の感染が確認された。政府は感染拡大の予防措置を取るほか、鳥を1カ所に大量に集めての販売や展覧会などの禁止期間を延長、病気になったり死んだりした鳥を保護・回収しないよう求めた。
ブラジルの2022年の鶏肉輸出量は約480万トン。
共同通信
鶏卵価格の高止まりが続く中、とうとう来てしまったか。
キューピーが5月11日、業務用向けに「鳥インフルが発生していない」ブラジルから鶏卵輸入を決定したと発表して日も浅いが日本への影響もかなり懸念されるところだ。
サラダ類にカエルが混入
もうひとつ食で気になることといえば…このところスーパーなどで販売されたサラダ類に「カエル」が混入するケースが相次いでいること。
5月11日、長野県上田市内のスーパーでサラダを購入した客から「カエル」と見られる異物が混入していたと店に連絡があった。サラダを製造したのは松本市の会社で、その後の調査で、カエルは原材料の野菜に混ざり込んでいたと見られることが判明。混入したのは、国内に広く分布する体長2センチから4センチほどのニホンアマガル。
また23日には丸亀製麺が、「丸亀シェイクうどん」にカエルが混入する事案が発生したと発表した。
丸亀製麺の発表によると、カエルが混入したのは21日に諫早店で提供された「丸亀シェイクうどん」メニューの一つ、「ピリ辛坦々サラダうどん」で、生野菜を使用する一部の商品は25日まで販売を休止することに。
丸亀製麺は、保健所の指導を仰ぎ、野菜の加工工場でカエルが混入したと判断。生野菜を扱う取引先の全ての工場において立ち入り検査を実施し検品体制を強化する。
なぜ、サラダ類へのカエル混入が相次いでいるのか?
両生類など動物に詳しい鳥取県立博物館の川上靖学芸課長によると、5月下旬から6月にかけては、アマガエルが1年で1番活発な繁殖の時期に入り始めているとのこと。そのため、水場が近い場所ならカエルはどこにでもいる可能性がある。
そして二ホンアマガエルは立体的な動きができ、自動販売機などでもよく姿を見るカエルで、行動範囲が広いこと。そして小さい個体であるため、レタスなどの野菜に付着しても気付かないことは容易に考えられる。
家庭菜園でも、カエルに限らず、これからの季節は特に虫が何らかの拍子で混入することは日常茶飯事。もちろんサラダにカエルが入っていたらかなり驚きますが、多少口に入っても健康被害などは軽微にとどまると思われるので、落ち着いて対処すればよろしいのでは。
しかしこれは、今までこのような事例が起きてこなかったことを考えると、何らかの原因でサラダの製造過程で検品が不十分になってしまった筈なので、しっかりと原因を解明し、同じようなコトが起こらないように努めてほしいものだ。
今年は、コオロギパンの問題など食糧危機の問題に端を発し、食について様々な方面から考えさせられる出来事が噴出している。
わたしたち消費者も目先の安さだけに捉われることなく、安心•安全な食について以前にも増して厳しい目を向けていく必要に迫られているのではないだろうか。
今朝の収穫
今朝の収穫。葉物野菜の他に、きゅうり、紫たまねぎ、ビーツも。
当然ながら自分で検品しているので、虫などの混入は見られない。そういう意味で、家庭菜園の野菜に勝る安心•安全ってないかもしれない。
サフィニアも、もりもり咲いてきている。わが家の植物はみんな健康だ。
そしてそれらを虎視眈々と狙う鳥たちの活動も活発になってきている。
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