中国で新型コロナウイルス感染が再拡大している。専門家は6月末にピークを迎え、1週間当たりの新規感染者は6500万人に達するとの見方を示す。中国政府は4月末に全国の感染状況に関する統計発表をやめたため実態は不明で、住民から不安の声が上がっている。北京市の衛生当局が18日に発表した統計によると、今月8~14日に確認された感染症全体の患者数は1万8081人で、前週から7573人増えた。最も多いのはコロナ患者だった。
習政権は、昨年12月、厳しい動制限を伴う「ゼロコロナ」政策を急転換し、全国で爆発的に感染が広がった。中国疾病予防コントロールセンターは、2月上旬までに全人口の82・4%が感染したと推定しており、その時に感染した人の抗体が減ったことが今回の再拡大の要因との見方がある。
習政権はゼロコロナで深刻なダメージを受けた経済対策を最優先する構えで、同センターは4月29日を最後に1週間ごとの全国の感染状況の統計を発表していない。
北京市中心部の病院では23日、発熱外来を訪れた患者が列を作り、防護服姿の職員らが対応に追われる様子が見られた。中国メディアは、上海や広東省広州でも発熱患者が増え、ある病院では受診まで3時間かかる状況と伝えており、SNSには「周囲は再感染した人ばかり。怖い」と不安視する投稿が増えている。
中国メディアは、専門家の「再感染者の多くは症状が軽い。過度の心配は必要なく、経済や生活に影響させるべきではない」との見方を伝え、住民の不安払拭に努めている。
讀賣新聞オンライン
日本でも5月8日から、新型コロナが感染症5類に引き下げられ、マスク着用などこれまでの行動制限がほぼ全て解除されました。
しかし、行動制限解除後初の石垣島での旅では、マスク着用など現場のスタッフの対応は解除前と変わらない対応が続いているイメージでした。
わたしも引き続き、電車など公共交通機関を利用する際にはマスク着用を心掛けています。
ただし、自転車に乗る時や犬の散歩の時などはさすがにマスクをすることはなくなりました。
しかし今後も、不特定多数の人が集まる場所に出向く時は、たとえ効果が軽微と言われようとも、多少でも感染症のリスクを下げられる為と思ってマスク着用を続けていきたいです。
なぜなら、ゼロコロナ後の中国をはじめとする海外の旅行者たちは、ほとんどマスクをしておらず、自分を守る手段としてはとりあえずマスク着用以外考えられないからです。
それから、『一度コロナに罹患したので、免疫を得たから大丈夫』という考えで油断するのは危険だと思います。このウィルスは常に変異を繰り返しているようなので、結局一度感染された方は、その生活パターンが変わらない場合、再び感染する可能性があるということです。
いまだ後遺症に悩まされている方もいらっしゃるようですし、とりあえず罹患しないに越したことはないと思います。
ただし、わたし個人的にはもうワクチンはいいかなと思っています。なぜなら現在接種出来るワクチンが、今流行している変異種に有効なのかどうなのか分からないからです。
しかも徐々にですが、ワクチン接種後の死亡例などの情報も報道されるようになってきているので、まずは、それらの経緯を見極めていくほうか先決かと思っています。
いずれにせよ、いま現在の中国の状況がいつわが国におしよせてくるとも限らないので、無理のない範囲で、出来るだけ混雑した場所に行かないなど、それぞれが常識の範囲内で行動していくしかないと考えます。
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