今日から7月
例年と全く違う7月の始まり。本日の東京のコロナ感染者数は、新たに67人。
そして本日やっと待望の『CREA Traveller 2020 Summer』が届いた。
今回は主に国内の美術館を中心にした特集だ。しかし、国内も、ようやくおそるおそるの日常が戻ってきたばかりで、夜の街の感染者と言われても、、、その方々も普通に日常生活を送っていたことを想像すると、美術館目当てでの都内へ電車移動も抵抗がある。都内に住む娘もまたしばらく帰宅は出来そうもない。
こんなもやもやした気分の7月は人生初かもしれない。
今日からレジ袋有料化が始まった。近所のスーパーはレジ袋大5円、小3円。その他取っ手付きの紙袋まで有料だった。大5円はちょっと高すぎじゃないですか?旅先でいろいろとエコバックをお土産で買っているので実は袋には全く不自由していない。レジ袋大に5円を出すつもりもないが、感じ悪いので、出来るだけこのスーパーで買う回数を減らそう。その分、Oisixや、COSTCOでまとめ買いしたほうがよほどいい。
また本日から9月から始まるマイナポイントの受付も始まった。そういえば、5月中旬に申し込んだマイナンバーカードもまだ届いていない。なんだか全てぐたぐた感が漂っている。一般庶民にとって都合のよいことには時間が掛かり、都合の悪いことだけは粛々と進んでいくような印象。
コロナについて
ここからは、わたしの個人的な意見。
今まで、わたしたちは毎日感染者数が発表されて、その増減に一喜一憂させられてきた。しかし、その感染者数だけが累積化されて発表されているけれどそれってここまでくるとあまり意味がないような気がしている。
いま、わたしたちが知りたい情報は、コロナに感染してしまった人々のうちどれくらいの方が重症化して、そののちどれくらいの割合で陰性化しているのか。入口ばかりでなく出口の情報ももう少し詳しく周知されてもいいのではないか。
重症化の程度こそ違えど、もっとコロナという病気を特別視するのではなく、インフルエンザぐらいの扱いで、病気の一種と捉えたほうがいいのではないか。
アフターインフルエンザというひとは居ないのと同じ。ウィズコロナなのだから、重症化を防ぐ手立てがある程度確立されているなら、あとはワクチンが開発されるまでは、焦ることなく粛々と自身の日常を続けていくしかない。
最近になってようやく、新しいドラマが始まって、それなりの期待値を込めた視聴率も獲得しているようだ。もう、みんな、特別編というような体のいい再放送にも飽き飽きしているのだ。リモートで提供されるコンテンツも、最初こそ目新しさを感じるものの、やはり本当のライブ感には遠く及ばない。
かなり前から懸念されていたことだが、シルクドソレイユも多額の負債を抱えて破産申請をして、3000人余りの人々が解雇されることとなった。
いまわたしたちが生きる世界は、いったい誰のための世界なのだろう。
わたしには、声の大きい既得権益を持つ人々の為に世界が回っているようにしか映らないのだ。
シルクドソレイユに限らず、伝承されるべき専門的技能を持つような人々がいなくなってしまったら、ますますこの世は持つ者と持たざる者という、多様性とは真逆の単純化された世の中に向かってしまうだろう。
これから大人になっていく子供たち、そしてこれから生まれてくるであろう、わたしたちの子孫が生きていてよかったと思える世の中にしていかなければならない。
誰のための世界。。。それは、パンドラの箱を開けたあとに残った希望のような、わたしたち大人が誰よりも守りたい子供たちのための世界だ。
コメント