錦松梅
本日は年内最後の四谷詣ということで、ちょっとした手土産に大変喜ばれる“東京名物・錦松梅“をこちら四谷の本店でお買い物♪
ここでまだ錦松梅をご存知ない方の為に簡単にご紹介しますと、これは、食道楽な創業者・旭翁自らの手で長い年月をかけて完成させた独自のふりかけです。
その後時を経て商品化に踏み切ることになりますが、もともとは商売にする気はなく、華道古流の師匠であった妻のもとに集まる婦人や令嬢、あるいは知人たちに自慢で供していました。ある時、お弟子さんの一人である社長令嬢の結婚式に請われて引出物としたところ、そのえもいわれぬ香り、風味、口あたりがたちまち評判になったといいます。
そして東京四谷左門町の地に商品として産声をあげたのが昭和７年。旭翁の道楽のひとつであった盆栽の中から、代表的な錦松と梅を合わせ錦松梅と名付け、商標のマークは中国古来の瑞鳥である鳳凰としました。
驚くべきことに商品はこの1種のふりかけのみ。鰹節を主としたいわゆる“おかか“ですが、白ごま・昆布・松の実・木耳・椎茸を加えており、高級感溢れ食卓を彩ります。1つのレシピで1世紀近く商売を続けられるのはすごいことだと思います。ちなみに様々な商品ラインナップがありますが、中身は一緒で器違いです。
たいやき わかば
そしてこのあと、向かった場所が
たいやき わかばなのですが、平日にもかかわらずこの行列。
なんと2時間待ち(T ^ T)
でも、娘もママ友もみんなが楽しみにしているので、頑張って待つことにしました。12月にしては今日も割とぽかぽか陽気でしたし、いまは時間に追われる立場でもないので、のんびり構えていきましょう♪
職人さんがこうやって丁寧に手際良く作っている様子を見るのも楽しいです。
“高級ふりかけ“の袋を携えていることによって生じる心の余裕なのか、待ち時間もちょっとした贅沢をしているような気分です。本来、『時は金なり』というぐらい貴重なものなのに、『ただたい焼きを求めて並ぶ』ことに時間を費やせるなんて、それだけわたしは“自由を謳歌“しているのでしょう。
ちなみに、あんこの購入だけなら待ち時間は不要です。あんこって、食物繊維がたくさん含まれているから美容と健康にとってもいいみたい♪
はい。ようやく順番が回ってきたので、ママ友と家族の分のたいやきを包んで貰っている間に、お茶とあつあつ焼きたてのたいやきを頂くことに。
外はカリっとしてて甘すぎず絶妙な塩加減があんの味に深みを添えています。
持ち帰り分は、時間が経つと皮がふにゃふにゃになってしまいますが、トースターでちょっとリベイクすればかなり美味しく食べられます。大変美味しゅうございました。
本日のランチ
四谷詣の日は、来院の8時間以上前から水以外は摂取してはいけない決まりになっているので、いつも朝食を抜いて出掛けます。わかばのたいやきは、頭から尻尾までしっかりあんが詰まっているので結構食べ応えはありますが、さすがにこれだけでは物足りないので、向かいにあるタイ料理店でランチすることに。
ここジャスミンタイ 四谷店は、タイ国政府認定レストランでもあり、見た目も味もかなり本格的です。元々エスニック系の味が苦手という人や、日本人好みにアレンジされたタイ料理しか味わったコトがない人だと、少しとっつきにくいと感じてしまうかも。わたしは、東南アジア系の香草がたっぷり入った料理が大好物なので、そういう人にはかなりお勧めのお店だと思っています。
今日はランチメニューから蟹のカレー炒めセット。
メインディッシュ以外、セットには、サラダ、スープ、ココナッツミルクがついて、それぞれそこそこにボリュームがあるので結構お得感があります。
わたしが選んだ蟹のカレー炒め、プーパッポンカリーは、タイの海鮮レストランで有名なカレーで、タイ語で｢プー｣は蟹、｢パッ｣は炒める、｢ポンカリー｣はカレー粉を意味します。 卵のふんわりした食感と蟹の旨み、カレー粉の風味を効かせた味わい深いタイカレーです。辛いイメージのタイ料理の中でも、こちらはとてもマイルドな味で、辛さが苦手な人でも安心して食べられる料理です。
さて、こちら今のわたしの胃袋にはやはりボリュームがありすぎました。美味しかったのですが、少し残してしまいました。でもたくさんではないのでご安心ください。
ここでひとつ、タイの家庭で食事に招かれた時、ゲスト側は、出された料理を少し残すのがマナーとなります。 これは、全部食べてしまった場合「量が足りませんでした」という意味になるためです。 お皿に料理を少し残せば、「十分に食べられて満足しています」という意志表示になります。 ただ、大量に残してしまうと失礼に当たりますので、適量に残すのがマナーです。
ということで、今日は、お腹も心も満たされ、とても充実した一日になりました。
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