いやー長かった。去年あれほど簡単に実ったゴーヤが今年はさっぱり。それどころか一時は枯れるんじゃないかと心配していた。
原因は分かっている。狭い花壇のスペースに、長女が笑ってしまうぐらいぎちぎちに、じいが苗を植えたからだ。
じい、アンタいい加減すぎでしょー。去年、きゅうりとゴーヤを植えたスペースに、今年は、きゅうり、ゴーヤ、なす、ブロッコリーを植えるなんていくらなんでもやりすぎでしょーに。
案の定、この4つの苗は弱々しく、きゅうりは途中ウリハムシにやられて瀕死の状態に陥るし、ゴーヤは雄花は咲くものの、一向に雌花が咲いてこない。なすも全然勢いがなく、ブロッコリーも全然、花蕾が大きくなってこなかった。
そしてとうとう痺れをきらしたわたしはブロッコリーにかけていた虫除けネットを外してみたら、今度はあおむしに食い荒らされて、ほんの少しの収穫で諦めざるを得なくなった。
それで、思い切ってこのブロッコリーを処分して、きゅうり、ゴーヤ、なすを生かすことにした。
それから何度か追肥を重ねてようやくきゅうりとなすは収穫出来るレベルになってきた。
きゅうりは一度摘芯をしてから茎が太くなり、強い脇芽が伸び始めた。朝晩水をたっぷりかけ、恐怖に怯えながらもウリハムシを捕殺し続けた。
なすは、黄色くなった葉などをすみやかに取り去り風通しをよくして、病気や虫の食害に備えた。
ただこの2つの苗に挟まれてゴーヤは相変わらず弱々しく、今年はつるぼけかと諦めていた矢先、8月に入った辺りからようやくひとつ目の小さな実をつけた。
それから約2週間が過ぎ、ようやく今朝収穫に漕ぎつけた。
そして今朝の収穫。バタフライピーにレモングラスをミックスしていれたお茶は、家に居ながらにして、バンコクのスパの待合室にいるような気分になれる。
そして、今日は採れたてのゴーヤを使って待ちに待ったゴーヤチャンプルを作ることに。近所のスーパーで島豆腐と豚挽き肉を買って調理した。本当は豚バラを入れるのが正式な作り方なのはわかっているのだが、豚肉の脂身が苦手なので、いつも挽き肉を使っているのだ。
今日はいつもの作り方で、最後に次女が先月出掛けた旅館のお土産でくれた薬膳十味唐辛子をかけて味を整えた。
ゴーヤチャンプルだけでも十分美味しいが、この特製の薬膳十味を加えると確実にワンランク上の味になる。
次女に感謝♪これで温かい蕎麦やうどんを食べたらまた確実に美味しくなるに違いない。
しかし烏の行水のわたしと違って次女は温泉に入るのが趣味。そして泊まったところがまた料理が売りの老舗旅館だなんて、若いのになかなか渋い趣味だわね。あはは。
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