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ブラックベリーがやってきた

ブラックベリーがやってきた

わが家にブラックベリーがやってきた。

これはトリプルクラウンという風味、生産性、樹勢の3拍子が揃って優れていることからその名が名づけられた、バランスに優れた優良品種。

糖度は約10~12度、ジャムなどの加工はもちろん、酸味が少なくて甘く、種は大きいが果実も大きいため気にならず生食にも向いている。

半直立性でトゲなし、樹勢が旺盛で病虫害抵抗性も極めて強く、豊産性で育て園芸初心者でも育てやすい品種なのだとか。

比較的温暖な地域を好み、ブルーベリーの約6倍のアントシアニンと抗酸化能力があり、健康フルーツとして注目されている。自家結実性があるので、1本でも実をつけるのも嬉しい。

よく繁殖し、庭植えでは数年で広範囲に広がるのでとりあえず鉢植えで育てることにした。植えつけてから約1,2年で開花結実する。

ブラックベリーは最近ケーキのトッピングなどで見かけるが、酸味を活かしてジャムやソースにするとより美味しく頂ける。

北欧料理とベリーとジビエ

以前ヘルシンキのカフェで頂いた料理にベリーがふんだんに使われたソースがかかっていて、今まで食べたことのない味だった。がこれが一度食べるとやみつきになるような独特な味わい。

Cafe Aaltoにて


それ以来無性にベリー系のソースの料理を食べたくなるものの、北欧系の料理はなかなか日本ではお目にかかれないので諦めていた。ならばわが家でベリー類を栽培すればいいじゃない?と思った。

ちなみにブラックベリーの完熟果は日持ちがよくないのでお店であまり見かけることはない。

収穫までには1年以上かかりそうだが、生食して、残った分はジャムにしようか?などと早くも楽しい妄想が加速する。

そしてベリー系のソースはジビエ料理にとても合うということを…その時初めて知った。

失礼ながら現地で食べるまで、色々な人からあまりいい話を聞いていなかったので全く期待していなかった。

しかしわたしと友人的には全然そんなこともなく、むしろまた北欧に行ったら、トナカイ料理やサーモンのスープを食べたいねと事あるごとに話題にするくらいだ。

ジビエといえばオーストラリア料理店で、オーストリッチやカンガルーの絶品料理を頂いたこともいい思い出だ。

Arossa カンガルーのロースト

あの独特のベリーソースの記憶に触発され…旅の思い出も怒涛のように甦ってくる。

そして今年はどんな美味しい料理に出会えるだろう。

わくわくが止まらない。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

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