早いもので手術から3週間が過ぎた。明日は婦人科で診察を受ける予定になっているが術後は順調に回復に向かっていると思われる。
さて今回は手術の時快く付き添ってくれた息子と、いつも料理を頑張って作っている彼女を労いたいと思い、友人を交え久しぶりに4人で会食をすることになった。
場所は5月に友人と2人で訪れた辻堂のRestaurant Riche
本日のメニューはこちら。
フレンチと言っても堅苦しくないビストロのような雰囲気の店内。今夜はシェフと男性スタッフひとりで切り盛りしているようだ。
まずは食前酒。前回とほぼ同じソルベ入りシャンパーニュ。
息子は渋めの赤がいいと言っていたけれど皆が飲みやすいブルゴーニュ産のピノ・ノワールのボトルを選択。
友人はシェリー、彼女はノンアルカクテルで乾杯♪
まずはアミューズ。
そしてひとつ目の前菜が、アオリイカと見目麗しき野菜たちとからすみが。これめちゃくちゃお酒がすすむ味よ。
こちらは宮城県産の牡蠣をちりめんキャベツで包んだ逸品。いやーもうたまりませんね。
なかなかヘルシーなラインナップなので、フレッシュで軽めな味わいのピノ・ノワールは我ながらいい選択だったと思う。
こちらは前回も登場したワタリガニのフラン。明日病院じゃなければもっと飲みたいのだが。どうしてこんなにもお酒が進む料理が続くかってぐらい絶妙かつ繊細な味わい。
はい、そしてこちらが本日の魚のメイン。スズキのポワレ、モンサンミシェルのムール貝ソースだわよ。もうこれは本当にお酒がすすむくんですよ。
そして本日のメインの肉料理。わたしは旭川産エゾジカのローストをチョイス。ジビエ好きなわたしも大満足。アンティチョークとキノコがいいアクセントになっている。ソースは若干甘め。これを鴨肉のローストを食べていた息子に少しシェア。
友人から黒豚とフォアグラのパテアンクルートをシェアして食してみたがこちらはパイ生地に包まれていてなかなかボリュームがあった。
スイーツ不得手なわたしは、藤沢産ゴールドキウイとゆずのゼリー ヨーグルトムースを選択。わたし的にこれはベストチョイスだった。
しかしもしスイーツ好きなら、紫芋モンブランを食べて欲しい。こちらも友人から少しいただいたのだが、紫芋のクリームとスポンジとメレンゲの絶妙な食感が最高でしたわ。
ドリンクは前回同様カモミール。
そして小菓子。プチシューとカヌレとショコラ。
やはりフレンチは最高ですね。今は手頃なイタリアンに流れがちですが、細部まで行き届いた料理を堪能するなら日本料理とはまた違った意味でフレンチなのかなと。
それにしても息子の彼女の話を聞いてみたら本当に凄いなと思った。
日々仕事で忙しいにもかかわらずお弁当を作り、Instagramにあげる料理も作り写真撮影もして、近頃ではレシピサイトなどからのオファーもこなしているのだという。
その上いま息子はジム通いをしてカラダを絞っているのであれはダメ、これはいいとか超面倒な要求を突きつけてくるらしい。
食に全く無頓着なDの反面教師なのかわたしの食育のせいなのか、自分の夫がこんな男だったら疲れるだろうと思って気の毒になってしまった。
ってことで誰もが思うことだが今どきこんな出来た彼女は居ないので、是非息子のお嫁さんになってほしいものだと思った次第である。
出来ればもっと近くに暮らしてくれて料理をお裾分けしてもらえたら最高だろうなとひとり妄想しながら帰宅したのは内緒である。
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