サイゼリヤは10日、12日より夏のグランドメニューを改定すると発表。その中で、粉チーズ(グランモラビア)の無料提供を終了すると伝えた。
同社は「お知らせ」として「大変好評を頂いておりましたテイクアウト販売を、縮小させて頂きます。人気の辛味チキン・ミラノ風ドリア・ピザなどは引き続きお持ち帰り頂けます。また、粉チーズ(グランモラビア)の無料提供を終了させて頂きます」と報告。
続けて「誠に勝手ではございますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。今後も気軽に利用し続けて頂ける低価格を維持しながら、お客様に、よりお値打ちを感じて頂ける商品をお届けできるよう励んでまいります」と呼びかけている。
ORICON NEWS
このところすっかりご無沙汰しているサイゼリヤだが、こちらも昨今の原材料高騰のあおりをうけそろそろ企業努力にも限界が訪れているようだ。
と同時にこれは、一部の『自分だけ得をしたい病』に冒された輩の常軌を逸した粉チーズの大量使用という迷惑行為に起因する面もあるだろう。
この『自分だけ得をしたい病』については、ブロ友ねぇやんさんが詳しく解説されているので宜しければ参照なさってください。
以前からわたしは、いち消費者の立場としても、企業努力という名のもとに過度な低価格競争を求めることに対しては否定的な見解を示してきた。
誰しも本音を言えば、少しでもお得に暮らしたいのはやまやまだ。しかしみんながみんなその志向にハマってしまうと、その期待に応えようとするあまり、この企業で働く従業員の給料はいつまでも上がらない。そればかりか、いつかはその企業努力にも限界が訪れ、それを喜ぶ消費者自身にも巡り巡ってサービスや品質の低下というカタチで自分の首を絞める悪循環に陥っていくのだ。
おそらくこれからあらゆる分野で無料サービスや低価格サービスが廃止されていくだろう。たとえば宅配便の再配達の問題など待ったなしの状況だろう。
同じ外食産業のラーメン屋のニンニクや、牛丼屋の紅生姜なども、一部の非常識な使い方をするお客の影響でカウンターに常備されないなんてことも普通にありそうだ。
一部の心無い人の行為が、良心的な店の良心を食い潰していく。昔は当たり前にあった日本の良さが、どんどん失われていくようで悲しい。
パプリカ採れた
今朝はパプリカの収穫をした。トマトに負けないくらいとても美しい赤。
これを半分薄くスライスにして食べてみたら、めちゃくちゃ甘かった。残り半分は、黄色いパプリカを入れて、カラフルな青椒肉絲にして食べた。
朝晩の水遣りや草むしりは大変だが、たくさん太陽の光を浴びて光合成した庭の野菜の味は格別だ。
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