ひと月くらい前、2本あるオクラのうち順調に育っていたほうの新芽の部分に大量にアブラムシが発生して黒ずんでしまったので、泣く泣くそこをカットした。
この枝はもうこれで終わりかと諦めていたところ、下のほうに元気な新芽が出てきているではないか。
結果オーライというか、ちょうどいいタイミングでオクラの切り戻し作業をしたことになったようだ。
もう一本のほうは今のところ生育は順調で、今朝も花を咲かせている。
しかしこちらの枝、実は定植した直後に鳥にばっさりやられてしまい、駄目元で揷し木したものだった。でも今はそんなことがあったとは思えないぐらい、太くて立派に成長している。それどころか結果的に先に順調に育っていたほうの背丈を追い抜いてしまった。
“栴檀は双葉より芳し“という諺がある一方で、“大器晩成“、のような出来事が、植物を育てている過程でもあるようだ。
そんな感慨に耽りながらオクラの花の写真をみていたら、思わずぎゃーと叫びたくなるようなことに気づいてしまった。花の中央の雌しべの部分にわりと大きなアオムシが巻きついているではないか。あー恐ろしや。この花もよく見るとところどころ穴が空いている。
不快に思われる方もいらっしゃると思うので、アオムシの部分はぼかしを入れた。
しかしこれもブログ用に写真を撮ったから気がついたものの、一瞬見ただけではなかなか気がつかないだろう。
小さいことだが、これまた“人間万事塞翁が馬“ な出来事とでもいうのか、、、明日の朝からしばらくオクラを注視するミッションが課せられることになりそうだ。
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