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【家庭菜園】コンパニオンプランツとしても優秀なにんにくの収穫

にんにくの収穫

夏が近づくにつれ、きょうさんの朝はどんどん早くなっています。まさに日の出と共に庭に出て、苺の収穫や葉かき、花殻摘み、ちょこちょこ生える雑草も見逃さず根こそぎ抜いて、変な虫を見つけたら、ピンセットで捕まえて、あらかじめ殺虫剤を吹きかけた小さなバケツに入れてあとでまとめてポイするという算段に。

そして来週はそろそろ梅雨の走りのような天候になるという予報がでているので、今朝は去年9月頃に植えたにんにくの収穫をしました。

これはホームセンターで購入したホワイトにんにくの鱗片をばらして、土に植え付けたのですが、結構大きさにばらつきがあります。というのも、同じところに植えたわけではなく、花壇①、②、ベジトラグの他の野菜のコンパニオンプランツとして植えていたので、土の量が少ないベジトラグに植え付けた分はそれほど大きくならないものがあったりするのです。

ホワイトにんにく

しかし、にんにく1個を鱗片にバラして、土に埋めて、立派な国産無農薬のにんにくが収穫出来るのだからなかなかのコスパだと思います。なにしろ一度鱗片を植えて芽が出たらあとは適度に水遣りして、12月、2月、3月と3回追肥するぐらいでほとんど手間要らず。

それでいて今スーパーでも国産にんにくお高いですよね。無農薬のにんにくに至ってはOisixでお取り寄せしたら、青森県産にんにくなんて税込で518円です。加えて前述のとおり、にんにくはコンパニオンプランツとして大変優秀な野菜としても知られています。

コンパニオンプランツとは、「共生植物」「共栄作物」などとも呼ばれ、お互いにプラスの影響を与え合う植物のことです。有機栽培としても注目を集め、畑栽培はもちろん、プランター栽培などの家庭菜園でもコンパニオンプランツを活用することができます。

にんにくはほとんどの植物や野菜と相性が良く、一緒に植えることで病害虫の抑制や土壌を消毒する効果があります。にんにく特有の匂いで害虫を遠ざけるので、特に害虫予防には効果的です。もうこれは少しでもスペースがあったら作らない手はないでしょう。

そして、自分が育ててみたい野菜のコンパニオンプランツを知ることで、家庭菜園がさらに充実して楽しくなってくるでしょう。

ただここで気をつけなければいけないこともあります。にんにくは多くの植物と相性が良いとされていますが、マメ科の植物やキャベツとは相性が良くありません。これらの野菜を一緒に植えるとお互いの生育に良くないため、にんにくと育てることは避けるようにしてください。

またマメ科の植物やキャベツは、にんにくを育てた後の土壌でも育てることは控えましょう。

わが家の薔薇

先日、レッドローズガーデンを訪れたばかりですが、わが家の庭の鉢植えのミニ薔薇も見頃を迎えています。これは10号のスリット鉢で育てているのですが、とても根張りがよく、まるで大きな薔薇の花束のようです。

そして今朝はピーマンの一番果を採り、ひと足早く熟してきたブルーベリーの実の味見もしてみました。

野菜を育てる時、一番最初になる実のことを一番果と呼びます。この一番果は、まだ大きくならないうちに摘み取ってしまいます。

これを『摘果する』と言い、大切な作業となります。摘果する理由としては、苗を成長させるためといわれています。まだ苗が小さいうちに実を大きくさせるとより体力を使ってしまうことになります。そうすると苗の成長のための体力が残りにくくなり、結果として成長が遅れてしまうのです。

わたしも最初はそれが分からず、なかなか摘果することが出来ませんでしたが、今は少し可哀想だとは思いますが、苗の負担を軽減させる為なので花殻摘みと同じような感覚で躊躇なく摘果するようになりました。

野菜に限ったことではありませんが、何事も…どこを成長させたいのか考えながら要所要所で手を加えてあげるのが肝心なのかなと思います。植物の成長を見ながら育ててみると、家計の足しになるだけでなく健康的な生活にも結びつき、このような自然の摂理を学ぶきっかけにもなってくれるのです。

そうそう、ブルーベリーの試食の感想ですが、画像からも分かるように、見た目だけでも商品として売られているものと遜色ないですし、まあ何より新鮮なことこの上なく、わたしにはたった一粒以上の価値があると思いました。

それからジャスミンの花もたくさん咲いてきて、あの素晴らしくいい香りを風が運んできてくれます。

そして今日はとうとう、ウリハムシ除けの行灯仕立てに袋を被せていたきゅうりの苗が十分に大きくなったので、ようやくお見えとなりました。もうここまでくれば、少しぐらい葉っぱをムシに齧られても大丈夫でしょう。もちろん、朝の水遣り時などにこまめなチェックは欠かせないですが。

ところで今回は、ベジトラグで育てていたにんにくを全て収穫したので、一旦土を出して日光消毒することにしました。

でその時に、一緒に植えていたニラを取り出してびっくり。見てください、この素晴らしい根張り具合を。

ニラ

ご存知の方も多いと思いますが、ニラには抗酸化物質が含まれており、体内の酸化ストレスから細胞を保護し、老化を遅らせる助けになります。 またニラにはビタミンKが含まれており、これは血液凝固を助け、骨の健康をサポートします。それだけでなくニラには消化を助ける食物繊維が豊富に含まれており、腸の健康をサポートし、便秘の緩和に寄与します。

そしてここでもまたコンパニオンプランツとしての働きも期待できます。コンパニオンプランツとしてニラを植える場合の植え方はとても簡単で、ナスやピーマン、トマトの苗を植えるときに、その根にぴったりくっつけるようにして数本のニラを一緒に植えるだけ。そのままずっと一緒に育てます。

ニラはカットして地上部を食べることもできますが、コンパニオンプランツとして育てる場合はぜひ花も楽しんでみてください。ニラは夏頃に白い花を咲かせます。白くて小さな花が集まった可愛らしい姿が見られますよ。

ニラの花(参考画像)

COSTCOで

そして最後に、もう5月も終わりに近づいていますが、今月上旬には毎月恒例のCOSTCO詣に行ってきました。子供が独立して生活スタイルが変化したりして、会員を辞める方もいらっしゃるなど好き嫌いが分かれるCOSTCOですが、わが家の場合は、結婚した娘①が割と近くに住んでいていろいろとシェア出来ることもあって相変わらず有意義に利用させていただいてます。

そして今月は園芸用品も充実してまして、培養土と少し時期がズレていて半額になっていたグラジオラスの球根を購入しました。

その球根も無事に発芽しました。

夏の花壇に欠かせない春植え球根の代表といえば、やはりグラジオラス。グラジオラスは花色が豊富で、あらゆる花色が楽しめ、花弁もフリンジ咲き、平弁咲き、反転弁咲き、受け咲きなどがあります。さらに花の大きさも、巨大輪から極小輪咲きまでと変化に富んでいます。

ヨーロッパの人々は古くから野生のグラジオラスを観賞し、約200年前からは交配も始めています。現在の改良の進んだすばらしいグラジオラスは、欧米人の熱心な品種改良により作られたものが多いです。

グラジオラスの名の由来はラテン語の「剣」という意味のグラディウスで、葉の形からきています。日本へは江戸時代の末期に一度渡来しましたが、栽培がうまくいかずに明治になって再渡来し、その後に栽培が普及し、現在では切り花として年間を通じて作られているのだそう。

ホームセンターに行くと、花や野菜の苗ばかり見てしまい、球根コーナーはスルーしてしまうことが多いので、おそらくCOSTCOで見かけて半額で販売されていなければ手に取ることはなかったでしょう。

人の価値観は様々ですし、何が正しいとか正しくないとか一概には言えないと思います。ですが、あえて言わせていただきますと、COSTCOは上手く利用すれば、品質のいいものがお得に手に入ることもありますし、日本のスーパーではなかなかお目にかかれない食材やDIYなどの機材に巡りあうこともあります。

そういう意味でいうと、買い物というよりも、海外の旅で珍しいお土産を見つけるような楽しさを感じる場所なのかな?と思っています。何事も百聞は一見にしかずですから、機会があれば会員のお友達と一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

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