本阿弥光悦の大宇宙
以前、当ブログで取り上げたこともある本阿弥光悦。
現在、東京・上野の東京国立博物館(平成館)で、特別展「本阿弥光悦の大宇宙」が開催中です。今回の展示のキャッチコピーがなんとも秀逸です。
『始めようか、天才観測』
宇宙と天体観測とマルチな才能を発揮した光悦の天才ぶりをもじった造語。このコピーを考案された方のセンスに脱帽です。
本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)という名前を聞いたこともないとか、日本史の用語集に載っていた記憶がうっすらと残っているだけ、という人の為に、改めてここで本阿弥光悦について。
本阿弥光悦は永禄元年(1558)京都生まれ。書家、陶芸家、芸術家など多方面で足跡を残した「異風者(いふうもの)」(『本阿弥行状記』)。
書の世界では近衛信尹、松花堂昭乗とともに寛永の三筆のひとりと称され、「光悦流」の祖と仰がれる存在。
元和元年(1615)の大坂夏の陣の後には徳川家康から京都北部の鷹峯の地を拝領し、本阿弥一族や町衆、職人などを率いて移住し、芸術村(光悦村)を築きました。
本展では、光悦による書や作陶に表れたその内面世界を紹介するとともに、 光悦と工匠たちが篤く信仰した当代の法華衆の社会についても注目。
展示は「本阿弥家の家職と法華信仰」「謡本と光悦蒔絵」「光悦の筆線と字姿」「光悦茶碗」の4章構成されています。
会場冒頭には、光悦を代表する作品であり国宝の《舟橋蒔絵硯箱》が展示されています。
同作は、『後撰和歌集』の「東路のさのの舟橋かけてのみ思ひわたるを知る人ぞなき」を題材とし、光悦といえば真っ先に思い浮かぶであろう代表作です。この作品で鑑賞者は瞬く間に光悦の世界に引き込まれることでしょう。
と言いつつ、わたしはまだこの天才観測に参加しておりませんので、詳細はまた後日お伝えしたいと思います。
ちなみにもう前売り券も入手済み。しかも、一般前売券と同じ料金で、さらに本展出品作の作品画像、作品解説などを記載したカードNFTが入手できるお得なチケットでした。
ここでNFTとは?
NFT(Non Fungible Token)とはデジタルデータの所有や希少性・発行者を証明することのできる技術です。最近では沢山のアイドルやアーティストもNFTを発行しており、NFTが応援の証や思い出の保存として認知されつつあります。
このようなデジタル化されたカードって便利ですね。場所を取らないですし、いつでも見たい時にアクセス出来ますから。もちろんチケットもスマホ画面の認証で済ませられるので、発券の手続きも不要ですし、無くしてしまうリスクもないので安心です。
今月のガーデニング
最近、きょうさんのお庭どうなった?などと気にする人もいないかとは思いますが、地道に励んでますよー。枯らした?メシウマなんて思わないでね(^^)
今、一番元気に咲いているのがこのラビットビオラさん。同じ鉢に植えたヒューケラとガーデンシクラメンが駆逐されんばかりの勢いです。
そして、こちらはじいお気に入りの黄色と橙色キンセンカの寄せ植えです。一旦花が終わって新しい花があがってきました。
あと、例の鳥害に遭った小松菜さん、ようやく復活してきました。
そして、ブロッコリーもいつのまにか花蕾が出来てきましたー♪光合成してくれるのか心配ですが(^^;;
そして最近、入手したのがこれ。ラナンキュラス・ラックスのティーバ。わたしにすると清水の舞台な金額(税込1738円)で入手した逸品なので絶対に枯らしたくないです。
その他、野菜系としては、ルッコラと春菊さんが順調です。
そら豆と絹さやも花が咲いています。
おっと、金柑も忘れちゃいけませんね。
ということで、きょうさん、わりと毎日元気でやってますので心配ご無用(´∀`)
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