このところ
このところいろいろと忙しい。がとりあえずブログネタにするのは差し控える(笑)だって、きょうさんのプライベートな話題なんて誰も興味ないでしょ。かと言ってみんなが喜ぶような不幸ネタも好まないし。
ところで先日アメリカの大統領選挙の結果が出て驚いた。何しろ開票前、日本のマスコミは、『トランプ氏とハリス氏は接戦で〜』って散々煽っていたので結構ドキドキしていたのに、蓋を開ければトランプ氏の圧勝ではないか。
他国の大統領戦にしてもあまりにも下馬評と違いすぎて…一体日本のマスメディアってちゃんと機能してるのかますます信用おけないわーと言わざるを得ない心境になった。
そんなこともあり個人のブログで日々更新されている記事の内容やそれに関する見解や評価など…チラ見しただけでも、なんていい加減なこと言っちゃってんのかなぁと思うこと多々あり。
以前はそれを心配して間違いがあれば指摘したり、思うことがあればひとつの意見として苦言を呈したりしてきたが、ほとんどの人は、賛同する声にしか耳を傾けようとしない。それどころか何か批判をしようものなら、その方の人気を妬んで悪口ばかりいう輩だと捉えられる始末。
だがそれも仕方のないこと。なぜなら未だある一定以上の年齢の人たちは、TVのニュースや情報番組で放送される内容がまるでこの世の全てだと信じて疑わないくらいだもの、“知名度のある人の意見が常に正しい“と信じて憚らないのだから。
ルーシーグレイの花苗
おっといつものことだが前置きが長くなってしまった。今回はルーシーグレイで購入した花苗と、その後ロイヤルホームセンターの園芸コーナーで見つけた花苗を使って作った寄せ植えを紹介したい。
11月ともなるとようやく暑さもひと段落というか、朝ともなればかなり冷え込んできている。きょうさん大学は横浜だったが、それまではずっと福島に住んでいたので、暑さには弱いが寒さには割と耐性がある。なのでむしろこのくらいのほうが庭仕事も楽に感じている。
そしてこれぐらい気温が下がってくるとやはりこの花たちの美しさが映える。
ルーシーグレイのパンジー&ビオラは、お馴染みのブランド苗の他に、こちらの園芸店でタネから育てた苗も扱っている。その花姿がとても美しくお値段も手頃なので大変人気がある。
もちろんその他の品種も多数入荷しているが、この日も平日にもかかわらず駐車場は常に満車に近い状況で、近隣のホームセンター等と比べても必ずしも安いとは言えない価格帯の苗も飛ぶように売れ、人気の苗はあっという間に完売してしまう盛況ぶり。
きょうさん、ここなら1日まったりしてしまうかも。もちろん、そんな迷惑行為はしないけれど、それぐらいここは素敵なお店なのだ。
で早速家に帰って作った寄せ植えがこれ。シロタエギクとヘデラは元々あった寄せ植えを解体したもの。それにシックな黒と白地に薄いグラデーションの入ったビオラ、ヒューケラ・マーマレード、赤い花に斑入り葉がとても美しい金魚草・ダンシングクイーンをいれてみた。
そしてこちらは、夏越ししたもみじ葉ゼラニウムと、花瓶に挿していたら発根した赤葉千日紅に、オーソドックスなブルーのビオラを添えて。自慢じゃないがこのもみじ葉ゼラニウム、夫がスーパーで100円で売られていたので思わず買ってしまったもの。なので本人とても気に入っていると言っているが、世話をしているのは専らきょうさん。よくある話である(笑)
そう、わが家には、本物のもみじもあるのだが、近隣の木も含め、ここ数年あまり具合が芳しくない。おそらく近年の気候の変化に樹木も相当影響を受けているのではないか。
次にこれは、ガウラ、バーベナ、アジュガ、初雪草に実生のカンナを入れて作った寄せ植えなのだが、そろそろバーベナが終わりそうなので新たに“夢見るパンジー“を入れてみた。
きょうさん、パンジーとビオラなら小花のビオラのほうが好き。でもこの夢見るパンジーは、フリル咲き小輪タイプなので、きっとビオラと言われたらそのまま信じて疑わないだろう。おそらく今後駆逐されそうなバーベナの後、渋い色のアジュガとの美しい対比で庭の一画を明るくしてくれるに違いない。
今後の展望
もしかすると…『なんだかセンスが微妙だわ』って感じる方もいらっしゃるかもだが、わたしは、“花は人を楽しませる為にある“のではなく、“人が花を慈しむ“ものだと思っているので、映える為だけの寄せ植えをしようとは思っていないということをご理解いただけたら幸いである。
それに加えて、来年後半ぐらいから前庭に娘ファミリーの家が建つこともあって、地植えではなく出来るだけ鉢やプランターで管理しようという意図もある。
建売りの戸建てや分譲マンションとは違い、全て一から決める注文住宅って、当事者ではないが想像するだけでワクワクしてしまう。多少ではあるが植栽スペースもあるので、今育てている植物を株分けして植えるなんて楽しみも出てくるだろう。
そして今は、来年2月の夫のフランクフルト経由の旅の手配をしているところ。今回はほぼ半月にも及ぶ日程なので一見余裕があるように思えるがいやはやとんでもない。
ざっと行程を書き出してみると、羽田→フランクルト(ドイツ)→ケルン→ブリュッセル(ベルギー)→アムステルダム(オランダ)→レイキャビック(アイスランド)→コペンハーゲン(デンマーク)→プラハ(チェコ)→ベルリン(ドイツ)→ミュンヘン→フランクフルト→羽田となっている。
夫曰く、BSでピアニストの辻井伸之さんの音楽ドキュメンタリーを観ていたら、それがたまたまアイスランドだったからという極めて単純な発想と、ちょうどその頃わたしが貯めているANAのマイルの失効期限が迫っていたというタイミングで、フランクフルト便の特典航空券を取得したということから始まっている。
注文住宅の建築に比べたら到底及びもつかない話だが、某旅行会社など参加すれば目的地に行って帰ってこれるようなお気楽な旅とは一線を画す。前回のアフリカの旅は、世界三大瀑布コンプリートという目的を達成したが、今回は冬のアイスランドで、オーロラや氷河でのハイキング、氷の洞窟探検など、北極圏ならではの環境を楽しみたいのだとか。
ちなみにアイスランドへの旅行には、観光や知人訪問などを目的とした3か月以内の滞在であれば査証は不要。物価は日本より高く、Numbeo.comの生活費指数によると世界で3番目に生活費が高い。これはアイスランドには、安くて美味しいお店や激安店のようなお店がないので外食も高く、自然の観光は無料だが、移動代などの費用がかかることなどに起因する。よって旅行費用は、航空券や宿泊費、食費、雑費やお土産代などを考慮すると、エコノミークラス利用8日間のパックツアーでも70万円ぐらいが相場。
だが前述の行程を見ればお分かりかと思うが、はっきり言ってどの国も十分見所だらけなので、いつにも増して盛りだくさんな旅になることが予想される。
そして当然のように、わたしが全てのブッキングの担当を任されるという鬼畜のような状況に陥っている。さすがに今回はあまりに行程が多岐に渡る為(エア・トレイン・ホテル・各種ツアーなど)手数料として5千円ほどいただいたけれど、はっきりいって桁がひとつ違うだろうってくらい面倒な案件。
もうアラコキのじーさんなんだから、わたしの手を煩わすことなく、どこかの富裕層みたいな至れり尽くせりの旅でもしてればいいのにと思う。などとちょっくら愚痴を吐いてみる(笑)
あーまた大きく脱線してしまったヽ( ̄д ̄;)ノ
で気分転換に…夫が近くのミスターマックスに行きたいというので、わたしはロイヤルホームセンターでまたもや花苗を見繕う。
世の中の趨勢としては、“花より団子“が正義なのかもしれないがわたしはそれよりも大切なことがあると思っている。
かのソクラテスは言った。
食べるために生きるな、生きるために食べよ。
(Thou shouldst eat to live; not live to eat.)
人間は生きることが最大の目的であり、食べることはその手段のひとつにすぎない。その手段が花を愛でることであったり、ペットを慈しむことであったり、夫のようにアラコキになっても、食うことは二の次の旅をしながら世界の絶景にアクセスすることなのかもしれない。
そして昨日作った寄せ植えがこれ。以前買ったブリキの鉢植えに、八重咲パンジー、シクラメン・ジックス、銀色の細かい小枝が密集したような独特の造形と美しさがあるオーストラリア原産の植物、カロケファリス プラチーナ。それに他の寄せ植えから移植したヒューケラと株分けしたヘデラを添えてみた。
銀世界の中で、赤と白の蝶がひらひら舞っているような世界をイメージしてみた。こんな現実にはあり得ないことを想像するのもまたよきことかな。
だが一方、わが家の庭ではまだハイビスカスとブーゲンビリアも咲いている。
11月も半ばに入ろうとしているのに、なんとも不思議な光景が広がっているのだ。
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