ネモフィラの苗作りに挑戦
チューリップの球根の上に撒いたネモフィラのタネが発芽してだんだん大きくなってきたので、すこし間引きしてポットに移植しました。
今はまだ小さいですが、これらを大きく育てれば、春の寄せ植や花壇の地植えにも使えそうです。
同じくらいの時期にはいちごが実をつけているはずなので来年の春は色とりどりの花や実でかなり賑やかな庭になるのではと期待しています。
ネモフィラは、日照が多く、冷涼な気候を好みます。生育適温は5~20℃ぐらい。秋まきの一年草ですが、寒冷地では春まきもできます。気温の上がる6月には株が枯れ、冬期-5℃以下になるところでは防寒が必要です。長日で開花します。移植を嫌うので、花壇や鉢に直まきするか、ポットなどで育苗しておいて、根を切らないように注意して植えつけます。
ひたち海浜公園のネモフィラ
ネモフィラといえばなんといってもあのひたち海浜公園が有名ですよね。
わたしは、3年前に友人が家族と出掛けた先から写真を送ってくれたのを見て初めてこの花の名前を知りました。
広々としたみはらしのいい丘に咲くネモフィラは本当に美しくて、、、この景色に吸い込まれるのではと思うぐらいの絶景ですね。
でもまさかその時、自宅の庭のテラコッタにタネを撒いてこの花を育てることになるとは思ってもいなかったので、自分の事ですら、、、人間って分からないものですね。
ところでこのネモフィラの花が終わると今度はコキア(ホウキグサ)が植付けられます。丸くてモコモコとしたユニークな形に加えて、夏場の緑色から秋は真っ赤に紅葉し、コスモスとともにこのみはらしの丘を彩ります。
そしてコキアが紅葉の見頃を過ぎる11月に刈り取られると、春へ向けてネモフィラの種が撒かれます。種まき終了後、真っ白な霜除けシートが丘一面に敷設されると、まるで雪化粧をしたかのような冬ならではの風景を楽しむことができるのだとか。
仕事とはいえ、こんな広い丘に霜除けシートを敷設するなんて、気が遠くなる作業ですし、この公園を管理されている職員の方々の苦労を思うと、、、より感慨深いものがあります。
わが家の限られたスペースにあるネモフィラですが、これからも毎日お世話をして綺麗な花を咲かせられるよう見守っていきたいと思います。
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