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オンベレブンビンバ

NHKは、2022年1月9日にスタートした大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の最終回(第48回)は15分拡大放送とし、12月18日に放送すると発表した。あわせて、10月9日は通常放送を休止し、トークスペシャル番組「『鎌倉殿の13人』応援感謝!ウラ話トークSP~そしてクライマックスへ~」を放送する。

放送開始以来、毎週日曜日の20時以降にTwitterを開くと、毎週、トレンドに必ず「#鎌倉殿の13人」が入っている。9月25日放送の『鎌倉殿の13人』第37回「オンベレブンビンバ」のサブタイトルに由来するワード”オンベレブンビンバ”は、9月18日に次回予告が放送されるや否や、早くもトレンド入りし、Twitter上は大いにざわついた。

10月9日放送のトークスペシャル番組のトークゲストは小栗 旬さん、小池栄子さん、坂口健太郎さん、坂東彌十郎さん、佐藤二朗さん。また、翌10月10日13時5分からは、第37回「オンベレブンビンバ」と第38回「時を継ぐ者」を2話連続で再放送する。

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明日25日(日)の『鎌倉殿』(第37回)が楽しみ♪

とうとう、あのタイトル“オンベレブンビンバ“の謎が明らかになる。

視聴者はまんまと三谷さんの術中にはまっている感があるが、永年の三谷ファンとしは固唾を飲んで見守っている状況だ。

SNSではさまざまな憶測が流れているが、Twitterでは「子どものための影」を意味するイタリア語(ombre per un bimbo?)なのではと推測する声がちらほら。また、なぜイタリア語なのかという点については、脚本の三谷さんが「ゴッドファーザー」を「鎌倉殿の13人」のモチーフに挙げていることに触れ「ゴッドファザー」へのオマージュなのではないかといった意見もある。

わたしは個人的には、トキューサ(時房)に続く誰かの空耳アワーなんじゃないかと思ってみたり。いずれにせよ早ければ明日の18時台にはその結果が判明するわけで、今からワクワクが止まらない。


そして今夜は初恋の悪魔の最終回も見逃せない。

公式ホームページなどで公開されている予告動画には、弓弦を保護していた部屋に恐る恐る入る悠日の姿が。そこには毛布が巻かれた人間のようなものが横たわっていて、悠日は焦った表情でそれを必死に揺さぶる。

また、鈴之介が「悪魔を殺せるのは悪魔だけだ」とはさみを手にするシーンも。その後、鈴之介はそのはさみを持って弓弦がいる部屋に押し入ろうとする様子も描かれている。

連続ドラマ『初恋の悪魔』キャスト陣がクランクアップ(C)日本テレビ

クランクアップでW主演のひとり林遣都さんのコメントからも、このドラマに対する思いが伝わってくる。

きょうも最後に楽しいシーンが待っていると思いながら現場に入りましたが、まだまだずっと続けていたかったなという思いでいっぱいです。この物語、作品、鹿浜鈴之介にお別れするのがさみしいです。スタッフの皆さんは、僕たちの知らないところで大変な苦労もあったと思いますが、現場はいつも活気に満ちていて、意気込みにあふれていて、僕もこの現場に立つ以上、全身全霊で臨まなくては、という思いにさせていただきました。作品に集中して、気持ちを込めて、のびのびと演じさせていただけたことを心から感謝しています。幸せな3ヶ月でした!ずっと記憶に残る、一生誇れる作品に出会えたと思っています。ありがとうございました!

林遣都さんコメントより

もうひとりの主演仲野太賀さん、彼はそのコメントの中で、“僕の俳優人生を変えてくれた作品があって、『ゆとりですがなにか』(2016年)なのですが〜“と触れていますが、彼自身もバリバリゆとり世代。

このゆとり世代の特徴としては

・消極的

・ハングリー精神やチャレンジ精神に欠ける

・ステータスに興味がない

・仕事よりもプライベートを優先する

・打たれ弱い

のだとか。うちの長女の特徴がまさにこんな感じ。かと言って他の世代に比べて本当に能力が劣っているか?と言うと全くそんなことはない。

むしろこの世代くらいから帰国子女なども増えてきて、ある程度英語が使えるのも当たり前。娘もそうだが、何か仕事をお願いすれば、意外にもあっさりやってのけてしまったりということも。

ただ残念なことに、ゆとり世代以前の年代の人たちに比べて、ことさら自分を大きく見せようとか、誰かを押しのけて前に立とうとかという意識が希薄なので、むしろ実態より過小評価されてしまう存在。

そして今回の初恋の悪魔は、そんなゆとり世代真っ只中の俳優さんたちが、まさに自身の等身大の演技を見せてくれた作品だ。

地味なキャストながら、主演の2人に柄本佑、松岡茉優を絡めた4人の群像劇は、そのまま舞台で観てみたいぐらい引き込まれた。

特に今回の柄本佑さん、、、大声を張り上げて絶叫するような演技ではなく、軽やかでチャーミングで少し屈折してるけど、けっして薄っぺらじゃない台詞回しがとても心地よかった。そしてそんな彼もゆとり世代。

少し乱暴な言い方かもしれないが、今日の最終回を観るだけでも、それぞれの役者のポテンシャルの高さを垣間見ることがでるだろう。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

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