今日も雨なので、昨日録画したペルソナの密告という2時間ドラマを観ました。
今回主演が沢村一樹さんということで注目はしていたのですが、竹内涼真さんが出演と聞いてリアルタイムで観るのはやめておいたのです。というのも、あのビズリーチの人の件以来、彼にはあまりよい印象を持っていなかったからです。
しかし今回の彼の演技はそんな悪印象を吹き飛ばすくらい素晴らしかったです。DID（解離性同一性障害）という、いくつもの人格を持つ青年の演じ分けがとにかく凄かった。またそんな精神に大きな傷を抱えた彼を演じる竹内さんを懐の大きな演技で包み込む沢村さんにもぐっときました。
このSPドラマ、ラジエーションハウスや女神の教室、ナイトドクターの脚本家だったようですが、つい先日女神〜の最終回を観たばかりでしたが、同じ脚本家の作品と思えない久しぶりに見応えのある作品でした。
とくに竹内さんが演じた“7歳の子供の人格•カブト”に泣けました。目的を果たした彼は誘拐犯として逮捕されるのですが、連行される車内で彼が見せる笑みに『犯人が捕まって解放されたの笑みなのか、または捕まった元村くんを守るために新たな人格が生まれたのか』など、その笑みの理由を考察する数多くの投稿がSNSに寄せられています。
何はともあれ、テレ東さんいい仕事してくれました。
興味のある方は是非Tverでご覧になってみてはいかがでしょう。
コメント