円安が止まらない。
ドル円はしっかり。ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事が「今後数回の会合で0.50%の利上げを協議すべき」と発言したことを受けて買いが強まり、16日高値の119.12円を上抜けて119.25円と2016年2月以来の高値を更新した。
トレーダーズウェブ
かつて大幅な黒字だった経常収支は赤字が続いている日本。俗にいう悪い円安がインフレ傾向を加速させる。
一方、米国株投資をしているわたしはドル高によって資産価値が上昇して好都合な反面、これから買い増ししようとする株のコストが増えてしまうので痛し痒しといったところか。
トヨタなどのグローバル企業の利益は会計上日本になるが、実経済では日本と切り離されていて、海外での直接投資による建材メーカーへの恩恵や雇用は海外の話であって日本にはほとんど関係ない。
もしかすると有事の円買いの時代も終わりを迎えつつあるのかもしれない。
だからわたしたちは今後、外国株や仮想通貨や金を保有して自己防衛しない限り円の資産価値は目減りするというリスクを背負うことになるのだ。
まあとにかく今週はニアがいる生活で右往左往しながらもなんとか乗り切れたような気がする。
個人的にはちまちまと買っていたGOGLの配当がドルで入金されたことが嬉しかった。米国株の配当は四半期ごとに支払われるので、次の配当確定日まであっという間な気がしている。
GOGLは現地の税金がゼロの船会社の株だったことも地味にラッキーだった。NISA枠で買った分に掛かる配当もゼロになるのでまるまる取り分になるのでさらにお得なのだ。
貰った配当(ドル)でまた更にGOGLを買い増した。資産が雪だるま式に増えていく感覚が気持ちいい。
そうこうしている間に、ウクライナ情勢が収束を迎えたらそろそろグロース株も動き出してくる。いまはそんな期待で市場が活気づいているに違いない。
楽しみなドラマも続々と最終回を迎える中、今度は投資をして今年の経済を占ってみるのもまた一興ではないだろうか。
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