せっかくのGWなのに珍しく晴れ間が少ない。庭の作物たちの水遣りは心配しなくても良いが、これほど雨が続くとモノによっては根腐れするんじゃないかと心配になる。
これに伴って気温も低くなっているので、バタフライピーが発芽するかどうかも心配になってきた。
庭仕事をやりだしてから毎朝心配が尽きないので、相場がない日もつい早起きしてしまう。
そして今朝はとうとう、ブルーベリーの実が大きくなり始めたのを確認した。そろそろこの一画にも鳥よけネットを設置しなければ。
ふむふむ、ブルーベリーってこうやって大きくなってゆくのね。
それから芽かきしたじゃがいもの芽をプランターに入れて様子見していたが、かなり勢いを増してきたので地植えしたほうがいいのではと思い始めた。
そして、じゃがいもとプチトマトのそばに植えてあるピーマンの苗の成長が伸び悩んでいるように見えるので、プランターのじゃがいもたちを地植えする時に、出来ればそちらに移動したほうがいいんじゃないかと考えている。
庭の作物たちの成長は概ね順調ではあるが、これだけ雨が続いてくると雑草の勢いも増してくるので、わたしの心配に終わりはないのである。
ところでみなさんは、エルサ・ベスコフという絵本作家さんをご存知でしょうか?
エルサ・ベスコフ(Elsa Beskow)はスウェーデンを代表する絵本作家であり、児童文学作家や挿絵家としても活躍した方です。
エルサは幼い頃からお父さん、お母さんによく話をしてもらっていたようで、エルサ自身も小さな頃からお話を作ったり語ったりするのが好きで、また大変な読書家だったそうです。
また6人の子供を持つお母さんでもあるエルサの作品には少年少女を主人公にした作品や可愛らしい動物たちが描かれた作品が多く残されています。
そしてわたしは、ふと、、、エルサの代表作のひとつである「ブルーベリーもりでのプッテのぼうけん」という作品を思い出して、久しぶりに手にとってみています。
この絵本は、”森へブルーベリーを摘みに出かけたプッテが、小人にブルーベリーの国へ案内され、小人になったプッテがブルーベリーやこけももの子供たちなど、、、たくさんの仲間に助けられて、お母さんの誕生日のお祝いに、ブルーベリーとこけももをプレゼントするまでが描かれています。“
美しくあたたかい絵をながめているだけでこころ癒されます。
エルサの絵本作品はもともと彼女自身の子供たちに向けて描かれたもので、そこにはひとりのお母さんの優しさとぬくもりが溢れています。
そんなエルサの作品は絵本の長いストーリーや落ち着いた温かみのある色調で、子どものみならず大人もいつの間にか夢中になってしまうほど魅力があります。
わたしはこの絵本の中ではこの挿絵の場面が一番のお気に入りです。
プッテとブルーベリーとこけももの子供たち、森に棲む虫たちと仲良くはちみつこけももを食べているシーンです。
雨が降って外に出られない時は、たまに童心にかえって絵本の世界の住人になってみるのもいいかもしれません。
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