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コロナ禍の特例貸付、3割が返済不能 2108億円免除決定

新型コロナウイルス禍で収入が減った世帯に特例で生活資金を貸し付ける国の制度を巡り、返済免除を求める申請が2022年10月末時点で貸付総数の3割超(約106万件)に上ることが日本経済新聞の調査で分かった。既に約63万件の申請が認められ、約2108億円分の免除が決まっていた。生活再建の支援を含め、制度全体の見通しの甘さが浮き彫りになった。

日本経済新聞

何?この借りたもの勝ちな話。

返済延期なら理解出来るが免除はダメでしょう。

こんなことがまかり通るくらいなら、コロナ禍で学生が借りた奨学金を免除するほうがよほど理解が得られるのではないだろうか。

そしてそのツケを払うのは結局、借金もせず真面目に働いている納税者だけというのもおかしくないですか?


コロナ禍以降、あまりにも理不尽な出来事が多すぎて、ふんまんやるかたない気持ちが渦巻いている。

ムカついて何が悪い

批判を覚悟で言わせて貰えば、こんな状況でイラついたり、ムカつかない人がいるとしたら、それはよほど恵まれているか、何かしら甘い汁を吸っているか、自分さえよければいい人だけなんじゃないかとさえ思える。

少なくともわたしの身近な家族や友人、そしてブロ友さんやその家族の方々は、コロナ禍の中、様々な理不尽を飲み込んで、仕事や出来る限りの感染症対策を講じてきた。

しかし残念ながら、一部の心無い人々や思慮の足りない人々の行動によってまたもやコロナ罹患の危険性が高まってきている。

たしかに今コロナに罹ってしまうことは初期の頃のように特別なことではなくなってきているし、どんなに対策を講じても罹ってしまうのは仕方がないとも言える。

しかしこの時期少しでも陽性が疑われる状況であるなら出来るだけ速やかに検査をするのは常識だと…この3年に及ぶコロナ禍で嫌というほど学習してきたのではないか。

もちろんコロナに罹患された方はお気の毒という考えは間違いではない。と同時に、その本人や濃厚接触者がたとえ無自覚でも、お年寄りや基礎疾患の人にウィルスを感染させるリスクを抱えているという問題は決して忘れてはならないだろう。

決して『赤信号みんなで渡れば怖くない』を許してはならない。

他人のお金を盗んではいけないように、借りたお金を返すのは当たり前。

そして、コロナ陽性を疑われる人が不用意に出歩くのをやめるのは当たり前。

どんなに時代が変わろうと、人としての良心を見失わない自分でありたい。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

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