プロローグ
先日HSS型HSPについて、おそらく自分はその傾向が強いだろうという推測のもとに自己分析をしてみました。
これって誰トク?と思われる方もいらっしゃるかもですが、きっとこの世には、わたしと似たような悩みを抱えている人が少なからずいると感じています。
またわたしの試行錯誤を通して少しでも共感する部分があったり、逆に反面教師と捉えていただくことで、ご自身を顧みるきっかけになってくれたらと考えています。
そして自分の心の奥を探り新たな自分の一面を発見することが、きっと皆さま自身の幸せに繋がると信じています。
HSPとエンパスの2つの違い
HSPについて語るとき、しばしば問題になるのが、エンパスとの違いがわからないということです。
これを書いているわたし自身もHSPで、エンパス傾向もあります。過去に対人関係のトラブルやうつ的になるなどを経験しましたが、今ではずいぶん生きやすくなったと感じています。
1. 感覚の違い
感受性が強く共感力が高いHSPとエンパスですが、感覚が少し違うと言われています。
例えば近くにイライラしている人がいる場合、HSPの人はそれを察知して「自分が何かしたかな?」「どう声をかけたらよいだろう?」と不安を感じて、消耗するということが多いようです。
エンパス傾向の人は、そのイライラを感じて自分も同じようにイライラし、自分の感情なのか他者の感情なのかわからず混乱したり、疲れやすくなったりする傾向があります。
このように、HSPは刺激に対して、「不安」や「動揺」を感じやすく、エンパス傾向が強いと、「混乱」「疲労」を感じやすい、と言われていますが、感覚は入り混じっていることが多いので、実際のところ線引きは難しいかもしれません。
2. エンパスはスピリチュアル要素が強い
HSPは光や音、肌に触れるものなどすべてに対して感覚が敏感ですが、エンパスは「他者への共感力」がとりわけ強いのが特徴です。他者の痛いところがわかったり、他者の知識や思考を自分のもののように感じたりするエンパスもいます。
また対象が人だけではなく、植物や動物と心を通わせたり、初めて訪れた場所でもその場所で過去に起きたことがなんとなくわかったり、エンパスは人によって第六感が強いです。
HSPは心理学用語ですが、エンパスはスピリチュアルなテーマのなかで扱われることが多いようです。
エンパスと逆エンパス
ここまでHSPやエンパスの基本的な特徴をご紹介してきましたが、その中には少し変わった特性を持ったエンパスやHSPも存在します。
その少し変わったHSPというのは前回言及したHSS型HSP(外向き志向なHSP)なのであえて今回は触れません。
1. 逆エンパスとは
そしてもう一方、、、「感受性が強い」という性質があるエンパスは、周囲の影響を一方的に受ける受信機のようなイメージです。
逆エンパスは、強い感受性に加えて、周囲への影響力を持ちます。いわば受信機と発信機の両方の性質を持つエンパスです。
例えば、辛そうな人が身近にいるときに、同様に辛さを感じるだけでなく、何かできることはないだろうかと強く思いを巡らせ、実際に行動に移します。
また、自分の好きになったものが周囲で流行るなど、目に見えない影響力があり、対人関係では、先輩的な立場の人から疎まれるなどの苦労もあります。
2.逆エンパスあるある
・なぜか目立つポジションになる ・リーダーや学級委員などステージに上がることが多い ・普通にしているのに「生意気」「態度がでかい」と言われる ・自分が夢中になっていると周囲が真似し始める ・ガラガラのお店に入ると後から混雑してくる
泉のように湧き出るエネルギーで周囲を刺激し、返ってきたエネルギーにも深く共感します。共感力だけ見るとエンパスだと思ってしまうけど、実は出発点が真逆なのです。
このように書いていて、わたしってもしかすると、HSS型HSPで逆エンパス傾向があるのでは?と思えてきました。自分でいうのもなんですが、かなり厄介なパーソナリティです。
だからブロサー内で疎まれキャラになってしまうのでしょう。これでようやく分かってきました。
3. エンパスは嘘を見抜くのが得意!?
そして最後に、これはエンパス全般に言えることなのか(少なくともわたしはと言っておいたほうがいいのか)、、、好きで見抜きたいわけじゃないけれど、他人の感情をちょっとした言葉や表情や仕草やトーンの変化で察して感じてしまうのです。そして時に相手の噓に気づいてしまうこともあります。
空気を読むを通り越して、生々しい感情が伝わってきてしまうのです。
高すぎる共感性ゆえの、違和感の察知能力がハンパないのです。
あっ、また疲れてきたので今日はこの辺で。
エピローグ
今日もライトな話題にしたかったのですが、最後は深刻?な方向に進んでしまいました。不快に思われた方もいらっしゃるかもしれませんので、この場を借りてお詫びいたします。罪滅ぼしになるかわかりませんが、今朝ウチの庭にいた黄色いてんとう虫の画像をアップしますね。
ナナホシテントウはアブラムシを食べますが、このキイロテントウは「うどん粉病の菌」を食べます。
うどん粉病の菌とは、葉っぱの表面に白いカビが生える病気で、野菜や果物などの植物に発生します。
キイロテントウは、その菌が繁殖する葉に集まり、表面を削り取るような行為をしますが、葉自体には穴は開けず、菌だけ器用に食べます。
そして『幸運を呼ぶ黄色いてんとう虫』とも呼ばれているのですよ。皆さんに幸せが訪れますように♪
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