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日本は「世界優しさランキング」堂々の最下位

イギリスの慈善団体「Charities Aid Foundation」(CAF)が発表している「世界寄付指数ランキング」というものがあります。このランキングを構成する要素は…

1.助けを必要としている外国人や見知らぬ他人などに対してなにか助けたことがあるか?

2.寄付をしたか?

3.ボランティア活動を行なったか? 

この3点を数値化してランキング化されているようです。

単純に「寄付をしている」というより、「他者に対する優しさ」を計っているイメージがあり「世界優しさランキング」といってもいいかもしれません。

こういう話題になるとご多分にもれずというか、2020年の調査では、日本は114ヵ国中最下位となっています

参考までにトップ10は、インドネシア、ケニア、ナイジェリア、ミャンマー、オーストラリア、ガーナ、ニュージーランド、ウガンダ、コソボ、タイとなっています。

(World Giving Index 2021)

Yahoo!News

そもそも、“優しさ“なんて定義の曖昧なものを数値化して、それに一喜一憂する気にもなれないけれど…きょうさんが子供の頃と比べると、確かに“余裕のない大人が増えた“なとは思います。

はっきり言ってきょうさんは、自分のことを優しい人間だとは思っていません。とは言えそれはわたしだけに限ったことではなく、むしろ自分を『わたしは優しいひと』なんて評価して、大袈裟にアピールするような人がいたとしたら、もれなく胡散臭い人と認定してしまうでしょう。

ここで、『トム・ソーヤの冒険』の作者として知られるアメリカの作家、マーク・トウェインの優しさについて語った名言をご紹介したいと思います。

“Kindness is the language which the deaf can hear and the blind can see.”

(優しさとは、耳が聞こえない人でも聞くことができ、目が見えない人でも見ることができる言語である)

by Mark Twain

もういますっかり喉元過ぎてしまった感のあるコロナ禍の日々。いかに日本人は同調圧力に弱く周りの目を気にする民族なのかと否が応でも思い知らされました。あの頃は、自分も含めて、むしろ率先して親切心を発揮するよりも、「嫌な奴だと思われたくない」という強迫観念に駆られたり、他人が動き出してそれに同調する形で自分も動くことをよしとする風潮が蔓延っていました。

果たして、“周囲の目など関係なく、自分の意思で他人に優しく出来る人“がどれだけいるというのか。そうでないなら、それは“優しさ“というより、単に同調圧力に弱いだけのような気がします。実際日本人は事なかれ主義で波風を立てない人が“賢い“とみなされ、見て見ぬふりをする人が大半です。その考え方は、日本のあらゆるコミュニティの中で幅をきかせ、結果的に、『日本人は世界一優しくない民族』というあまりありがたくない称号を得てしまったのではないでしょうか。

わたしは今のところ、目も耳も聞こえる筈ですが、本当の“優しさ“とは何かなんて語れるほどの言葉を持っていません。

そしていま、現在進行形で起きている様々な出来事を見るにつけ…いかにこの社会は、『他人の不幸を嬉々として眺めつつ、SNS上で、他人のグルメやスイーツや…旅行など。楽しそうな投稿を見ただけでもやもやして、嫌がらせするような嫉妬深い気質を持つ人が多いことか。

まあそんな人たちが優しく出来る訳がない。
もしその人たちが優しく出来るとしたら、(その優越感をひた隠し)相手が自分より確実に不幸である場合だけに限ります。

火のないところに煙は立たたぬではありませんが、一見こじつけでいい加減で偏見に満ちたランキングだとしても、やはり数字は嘘をつかないというのが現実なのではないでしょうか。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

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