大手電力10社すべてが、10月の家庭向け電気料金を9月と比べ、値上げする見通しであることがわかった。大手都市ガス4社のガス料金もすべて値上がりする。8月17日、共同通信が報じた。政府が物価高対策として実施している電気・ガス料金の抑制策が半減するため。
電力・ガス料金支援策「電気・ガス価格激変緩和対策事業」は、2023年1月使用分(2月請求分)から9月使用分(10月請求分)までが対象だ。家庭用電気料金で1kw/hあたり7円、家庭用都市ガス料金で立法メートルあたり30円を値下げし、標準的な家庭で、電気料金は月2800円、都市ガス代で月900円の負担軽減効果があった。だが、9月使用分は支援規模が同3.5円、同15円に半減する。
10月の標準家庭の電気料金の値上げ幅は、沖縄が最大で1022円となる見通し。以下、関西910円、九州875円、中部782円、東京777円、四国748円、東北741円、中国684円、北海道674円、北陸642円と続く。ガス料金は310円~420円の値上げとなる見通しだ。
8月に出そろった、大手電力10社の2023年4~6月期連結決算では、6月1日から7社が家庭向け電気料金(規制料金)の値上げを実施したこともあり、東電と沖縄を除く8社の最終利益が過去最高だった。
「政府はガソリン価格支援策として、2022年1月から、石油元売り会社に補助金を支給していますが、2023年6月からは段階的に補助金額を引き下げ、9月末には撤廃する予定です。
経済産業省が8月16日に発表した、レギュラーガソリン全国平均小売り価格(14日現在)は、前週比1円60銭高い、1リットルあたり181円90銭と13週連続で値上がりしています。
9月末に終了予定の電気・ガス・ガソリンの物価高対策を延長するかどうか、政府内では8月中にも議論を本格化させる予定ですが、延長幅や規模に関して意見が分かれており、10月以降も延長されるかはまだ不透明な状況です」(政治担当記者)
8月18日、総務省が公表した7月の消費者物価指数(生鮮食品を除く)は、前年同月比で3.1%上昇した。上昇率が3%を上回るのは11カ月連続となった。9月末で、電気・ガス・ガソリンの価格抑制策が終了すれば、家計の負担がさらに増すことは必至の状況だ。
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電力会社は過去最高益なのに値上げ?ガソリン代も上がり続けて…この負担は、当然各家庭にいくわけで。これ生活の根幹の問題だから。ここ上げられちゃったら、食べるものから着るものから、全部節約しなくちゃいけないって話になるけれど、もう今までどれだけ値上げが続いてきたのだろうか?これ本当に真剣に生活を見直さないと生きていけない人たちがどんどん増えていっちゃうレベルですよ。
政府は途上国に資金援助をしてる場合じゃないでしょ。もう既に後進国に片足を突っ込んでいるわが国自身を助けるべきでしょ。
10月からは、最低賃金が全国平均の時給で41円引き上げられ、初めて1000円を超す予定だが、このまま電気・ガス・ガソリン料金が上がれば、そんなの『焼け石に水』だ。
一体この国はどうなってしまうのか。そんな未来への不安ばかりが頭をよぎる日々が続くなんてまっぴらごめんだ。
ってことで、ちょっとほっこりした話を。
今日も朝から庭木の手入れをしていて植え込みの草をむしっていたら、可愛らしいピンク色の花が咲いていた。鉢植えしたカスミソウのこぼれダネが、いつのまにか雑草に紛れて育ってきたのだろう。
早速、じいを呼んで、「これは雑草じゃないから抜かないでね」と念をおした。案の定…そのあと、「他にもカスミソウがあったぞ」と言ってきたので確認したら、それは普通の雑草の“青い花“で、カスミソウとは似ても似つかぬ花だった。ちなみに、カスミソウの色は、わたしの知る限り、白とピンクしか存在しないはずなのだ。
このカスミソウ…こんな厳しい暑さの中、頑張って芽を出して花まで咲かせるなんて…一見弱々しく見える外見とは裏腹に、相当タフなんじゃないかと思う。
しばらく様子を見守りたい。
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