朝はあえて食事を取らず、早めにチェックアウト。荷物を預け、金沢駅前のバスターミナルで市内1日フリー乗車券を購入。
駅東口の6番のりばから、左回りルートに乗って広小路で下車。そこから友人がどうしても行ってみたかったらしい「妙立寺」人、呼んで忍者寺の拝観に。
建物内部の写真撮影不可は残念ではあったが、案内人さんの手際のいい誘導で、本当に迷路のような建物を迷子にならず無事観覧することが出来た。
そこから散歩がてら歩いて武家屋敷・野村家に向かった。途中犀川を渡る時もシャッターを切る。
武家屋敷跡 野村家
野村家では抹茶とお菓子をいただいた。
なんて優雅な時間だったことか。
そして本日は、息子たちとランチタイム♪
鮨 あいじ
カウンターで職人さんの手捌きを見ているだけでも惚れ惚れとしてしまった。私だけ、冷酒を3種いただいた。やはり本格的なお寿司には日本酒が合う。酒に呑まれず嗜める自分に感謝したい気分。食とお酒、、、両方味わってこそ見える世界があるから。
お寿司たちはそれぞれ口の中でとろけるような美味しさだった。とりわけのどぐろは絶品。職人さんも気さくで話やすかった。おまかせコースがひと通り終わったあと、それぞれみんなで何度も追加オーダーしてしまった。
ここでしか体験出来ない味を心置きなく堪能した。帰りは職人さん自らお見送りして下さり感激。絶対また来ますと言ってバス停に向かった。
そんな昼間からほろ酔い気分でバスに乗り、尾山神社へ。
御朱印もいただき、、、金沢駅前のホテルに戻って荷物をピックアップ。レンタカー屋さんに急ぐ。予定より2時間遅れ。
今夜のお宿は輪島温泉 八汐。
途中ホテルに連絡し、夕食を一番遅い時間に設定し、先に千枚田に向かった。
あぜのきらめきは、いつまで見ていても飽きないぐらい美しかった。
うしろ髪をひかれる思いながら宿に向かったが、宿は宿でなかなか素敵だった。
夕食は、別フロアの個室でいただいた。部屋食よりもこういうシステムのほうが今のコロナ禍には合っていると思う。
ものすごいボリュームのかに会席。かには美味しいが、相変わらず食べづらい。
そして腹八分目をはるかに通り越しこれでもかと言わんばかりの料理たちが攻めてきた。食べることはある意味格闘だと思うぐらい、私も頑張った。
昼間の芸術的な寿司と、奥能登の素朴な味わいあふれるおもてなしと、どちらもそれぞれの良さが感じられた。
温泉の質もなかなかのものがあった。それほどの派手さはないが、古き良き日本の旅館といった感じで心置きなく寛げる雰囲気がいい。
今日も一日頑張ったなあと思いながら寝落ち。
そして今、写真を整理しながら振り返る。
毎度のことだが楽しい時間はあっという間にすぎる。明日はもう帰宅だ。とは言え、小松空港までの道のりもいろいろと立ち寄りたい場所のある友人にお任せ。
私はカメラさまのシャッターを押すのが嬉しくて堪らない。今回は風景用と夜景撮影用のフィルターを使い分けたりと、多少変化を持たせてみた。写真の世界も奥深い。
さてさて、明日はどんなことに出会えるだろうか。乞うご期待。
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