かさま新栗まつり
わたし、今週は珍しくお出掛けに忙しい。その第一弾イベントが、かさま新栗まつりだった。
先月、ホテルニューオータニ東京でお誕生日ビュッフェを一緒に楽しんだ鉄子に誘われ、彼女が最近手に入れたばかりのピッカピカのBMWの助手席に乗せてもらって…もうそれだけで早朝(6時集合)からテンション爆上がり╰(*´︶`*)╯♡
そういえば、先月のスイーツビュッフェのテーマも“栗とぶどう“だった。きょうさん的には、栗って栗ごはんなどごく一部の例外を除いて、どうしてもスイーツのイメージが強いので、嫌いではないが大好きとまではいかない。
でもそんなわたしでも、モンブランは時々食べたくなるし、フランス旅行のバラマキ土産に、モノプリ(現地で人気のスーパー)で売られているアンジェリーナ(モンブランの老舗)のマロンクリーム(当時2020年1月にはたったの3€)にしてスイーツ好きな方々に大変喜ばれたなんてこともあった。
ということで、賞味期限がたったの15分という超出来立てのモンブランを求めて、スイーツ好きな彼女のお誘いに二つ返事で便乗させていただいた。
やはり持つべきものは、いつもおねだりばかり、文句ばかりのテイカー気質な知人ではなく、鉄子のような本当にデキる女がプロデュースした旅に限る…などと言ってみる( *´艸`)
ここでご存知ない方の為に…
茨城県笠間市は、栽培面積と栽培経営体数が全国で最も多い代表的な栗の産地です。
年間を通じて、穏やかな気候と火山灰土壌が、ふっくらとして薫り高い栗を育みます。[笠間の栗ホームページより]
これを見る限り笠間市は全国一の栗の産地と言ってほぼ間違いないだろう。
同ホームページには、東京で味わうことができるお店の一部を紹介したパンフレット(PDF形式)も用意されているので、興味のある方は、
こちらからどうぞ。
*なお状況により一部店舗で販売を終了している場合もあるとのこと。
この中で一番入手し易いところだと、GODIVAのショコラと笠間栗のロールケーキかしら。
こちらメディアでも何度も登場している石切山脈 UA- Cafeのモンブラン。
マロンクリームは細い絞りを使っていて、ほろっとした食感。サクッとしたビスケット、スポンジ生地、生クリームが甘さ控えめで、スイーツがたくさん食べられないわたしひとりでも完食出来るほどの美味しさ。ただし、これで終わりではないので、全て鉄子とシェアしていただく。
モンブランはどこも長蛇の列なので、ひとりが順番待ちをして、もうひとりは、他の食べ物を調達して、待ちながら食べる段取りで。この大きな渋皮煮が丸ごとひとつ入ったコロッケも、じゃがいもの黒胡椒がいいアクセントになってかなり美味。
こちらはコンテストで三度日本一に輝いたシェフプロデュースの和モンブラン。
ビジュアルのコンセプト的には悪くないのだが、シフォン、抹茶、ラズベリーとモンブラン、それぞれの一体感が欠けているのか、最初に食べたシンプルなモンブランだけのほうが、栗本来の味が感じられたので、あちらのほうがわたしたちの好みという意見で一致した。
コロッケは鉄子、そしてこちらの栗入りの手作りローズポーク肉まんは、わたしのチョイス。
ご存知の方も多いと思うが、ローズポークは、バラのような美しい肉色と、県花バラにちなんで名付けられた茨城県を代表するブランド豚である。この美味しいローズポークと栗のコラボレーションは、是非一度お試しいただきたい。基本的に豚肉が苦手なきょうさんでも、大変美味しくいただくことが出来た。
そして最後に、
生パスタ専門店パスタイオ ジェノヴァ
こちらでは、バジルソースに笠間の栗のペーストを加えた、滑らかでコクのあるジェノベーゼソースのパスタ、アツアツ出来たてが販売されていた。
画像だけではなかなか伝わらないかもしれないが、栗ペースト入りのジェノベーゼソースと生パスタの相性が抜群で、予想以上に美味しいパスタだった。生パスタだけでもお土産で買って帰ればよかったと後悔したぐらいだ。
道の駅常総 常総いなほ食堂
実はこの日、笠間稲荷神社、地元のJAや道の駅などいろいろと立ち寄っているのだが、新栗まつりで、お腹も心も満たされたので、見てるだーけで満足して、あとの景色は、わたしと鉄子の目の中に焼きつけるに留めた。
きっとほとんどの人は栗に心を奪われていたに違いないが、今回何故かきょうさんが気になったのは、ローズポークというワードだった。
おそらくローズとポークという一見関連性のない単語の組み合わせが、近頃園芸づいてるわたしの心に強いインパクトを与えたのだろう。ってことで、道の駅常総の常総いなほ食堂で、とんかつ定食ときのこ蕎麦を頼んでそれぞれシェアして食べてみた。
このローズポークのとんかつ、普段は脂身が苦手なわたしでも食べられるぐらいあっさりとしていて柔らかい。おそらく、揚げ油も質のいいものを使っているに違いない。きんぴら、ポテサラの小鉢、アオサの味噌汁、そして時期的に新米と思われるご飯。何を食べても美味しい。
わたしも鉄子も…こういう奇を衒わない、シンプルだが素材の良し悪しがはっきり分かるオーソドックスな料理にほっとする。なんだかんだで日本人なんだなと思う。
編集後記
わたしと鉄子が笠間方面に出掛けた日の前日、娘②が友人と栃木のドックペンションに泊まりに行っていた。『カヌーをするから雨が心配』と言っていたので気になっていたら、素敵な写真を送ってきてくれた。
ドックペンションなだけに、わんこと一緒にカヌーだったのねー🎵
ニア、ボートのへりに両手を掛けてまんざらでもない表情。娘とその友人の顔はぼかしを入れるしかないけれど、2人ともリラックスしてとてもいい表情をしていた。
かさま新栗まつりには、大勢のわんこ連れの人たちがいらしていたが、個人的には、こういった食のイベントにペット連れは、ちょっと..,と思ってしまう。会場には老若男女さまざまな年齢の人たちが訪れているのだから、動物アレルギーの方がいないとも限らないし、飼い主にとって家族であっても、それ以外の人たちからすると、食事をしている傍らをわんこたちが行き来するのは、正直あまり気持ちのいいものではない。
運営上難しいのかもしれないが、出来れば、通常のショッピングモールや、レストランがそうであるように、ペット同伴可と不可のエリアを分けていただきたいと思った。
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