序章〜憧れのホテルより〜
コロナ禍前、もしアンコールワット観光に行くならば泊まってみたいホテルがありました。
シンガポールにおいて昔も今も揺るぎない伝統と格式を誇るNo.1ホテルと言えば、ラッフルズですが、アンコールワットのあるシェムリアップにもその系列のホテルがありまして、クラッシックホテル好きなわたしたちは以前からそこに注目していました。
しかし具体的にスケジュールを組んでみると、昨年10月からシェムリアップ空港が移動に時間の掛かる郊外(シェムリアップの繁華街から50キロ、以前は10キロ圏内)に移転したことにより到着日の観光はほぼ不可ということが決定。
そして翌日、朝4:30ピックアップのアンコールワット三大遺跡ツアーに参加し、その翌日6:30ピックアップのタイ国境近くのプレアヴィヒアを含む、ベンメリア、コーケー遺跡ツアーに参加した場合、朝食を食べられない可能性も考慮すると、ラッフルズのようなリゾート型のホテルに宿泊するよりも、繁華街近くのホテルのほうが限られた時間を有効活用出来るだろうと考え直しました。
おそらく自分だけの旅ならば、3泊といってもほぼ2日間は観光で出払っていてゆっくり滞在する時間もないので、もう少しグレードを落としたホテルでも良かったのですが、ラグジュアリーホテル好きなママ友との旅ということで、立地とラグジュアリーの両方を兼ね備えたパークハイアット・シェムリアップに宿泊することにしました。
ただね〜実際泊まってみるまでは、ママ友に『せっかくだからラッフルズに泊まってみたかった』とちくちく言われていたので複雑でした。しかし結論から言ってしまうと、今ならシェムリアップに初めて訪れるのであれば、このホテルで良かったと自信を持って言えますし、OPで一緒になった他のツアー客の宿泊先と比べても抜群の立地でした。
帰ってきたばかりですが、またシェムリアップを訪れることがあったとしても、またこのホテルに泊まって、今度こそ観光はそこそこに、グルメやスパ、ナイトスポット巡りを楽しみたいと思いました。若しくは、ラッフルズとハイアットにそれぞれ2泊ずつもありかなと。
N’EX〜ホテル日航成田
前回の記事の通り、今回初めて出国前の前泊ということになりました。ママ友はこの日仕事もあり、帰宅してから料理を作り置きなどして、大船駅のホームで合流しました。これもわりとギリギリで…彼女が到着したのがN’EX51号の出発(18:10)のほぼ10分前でした。わたしは、お弁当を調達することも考え30分前に到着していたので内心とても焦りました。これは性格上仕方ないのですが、時間に余裕がないのがとても苦手なのです。
お弁当は駅ナカのこちらのお店の1番・2番人気を選んでみました。
ママ友はサーモンハラス、わたしはハンバーグ御膳をいただきました。わたしはお弁当を調達して、ママ友はお酒とおつまみ係りでした。
大船から前泊の日航成田の最寄り・成田空港第2ターミナル駅までは約2時間。お酒やお茶を飲みながら2人ともすっかりご機嫌に♪
ホテルの送迎バスに乗り、翌日も早いのでチェックインしたら、お風呂に入って寝るだけでいいよねなんて言っていたのですが。ちょっと嬉しい誤算がありました。
ホテル本館の最上階にあるラウンジでの、ウェルカムドリンク1杯無料券と、ミネラルウォーターをOne Harmony 特典で宿泊人数分だけいただいちゃったのです。
N’EX車内で、しっかり飲食したあとだったので、もうほとんどお腹に余裕がない状態でしたが、せっかくなのでラウンジに行ってみました。
アルコールはビールぐらいかと思っていたら、なかなか種類が豊富でした。ママ友は梅酒ソーダ割り、わたしはブルドックをいただきました。
カクテルの味も良かったですが、このレトロな雰囲気のカウンターが、かなり素敵でした。これだけいただいて帰るのは申し訳ないので何かおつまみでも頼もうと思っていたのですが、何も言われなかったので、そのままのんびり寛いで、頃合いを見計らって退散しました。
翌朝5:50発のホテル送迎バスに乗る予定だったので朝食なしの素泊まりでしたが会員特典(入会無料)も充実しているので会員になっておいて損はないと思います。さすが日航系列のホテルだけあって空港近くで泊まるなら抜群のホスピタリティと言えるでしょう。
利便性だけを考えるなら空港第2ターミナル内のナンアワーズ成田もありかと考えましたが料金的にお得とも言えない設定なので、総合的に考えると、わたしたちはここを選んで良かったと思います。
出発前日…大船での待ち合わせにはやきもきさせられましたが、一旦合流してしまえば、あとはいつも通りとんとん拍子にコトが進んだように感じられました。
ママ友、エレベーター内に掲示されているホテルの朝食ブッフェに興味津々でした。
お値段も、大人¥2,750(One Harmony会員価格¥2,200)と会員価格なら、このクラスのホテルにするとかなり利用しやすいのではないでしょうか。
本人のスケジュールや予算に余裕があるなら出発当日の慌ただしさの解消という点からも前泊はありかもと思いました。
旅はまだ序の口ですが本日はこの辺で。
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