八食センターで調達したお土産をホテルのクロークに預け、午後は本日のメインイベントに臨むべく、八戸線(八戸〜久慈)の普通列車に乗り込みました。
これは、TOHOKU EMOTION の往路(ランチ)と同じ区間を走ります。当然、復路(デザート&アフタヌーンティー)と併せて楽しむことも可能ですが、それほど胃袋の大きくない女子旅には若干荷が重い行程なので、今回は復路を選択することにしました。
それなら往路を選択し、復路を普通列車にしてもいいのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そうすると、往路の列車が到着し、その1分後に八戸行きの普通列車が出発するので、いくら反対側のホームとは言え乗り遅れた場合のリスクが大きすぎます。やはり似たような懸念を感じる方は他にもいらっしゃるようで、最初に鉄子が予約を入れた時点では、復路は満席で取れず、往路の個室とオープンダイニング車両の海側の空きがなく、とりあえず山側の席の仮予約しか取れていませんでした。
それで某日、わたしが復路の個室キャンセル分を無事ゲットしたのを見計らって、鉄子が往路の予約をキャンセルして9分間の乗り継ぎスケジュールが完成したのです。ふぅ〜ホントお互いご苦労様でした(^◇^;)
本日はなかなかの天気です。
八戸~久慈というロケーションは、ウニ、アワビ、イカ、サバ、短角牛、山ブドウ、シイタケといった海や山からの豊富な食材、小久慈焼きをはじめとする焼き物や織物などの伝統工芸、日本一の白樺林を有する平庭高原、「ウミネコの繁殖地」として国の天然記念物に指定されている蕪島をはじめ、かつて文豪もその美しさを評したという種差海岸など、魅力に溢れるエリアです。
車窓から流れる景色をみていると瞬く間に時間が過ぎて…終点の久慈に到着です。
鉄子と記念写真を撮っているとあっという間に出発の時間が。これ1分じゃあ何も出来ないよねぇ。
ちょうど反対側のホームに見えたラッピングトレインとすれ違いました。
三陸鉄道(石川義晃社長)は15日から、ラッピング列車「三陸鉄道イシツブテ&いわポケモントレイン」の運行を始めた。2026年3月まで、久慈一盛(岩手県大船渡市)間の普通列車に不定期で投入される。
車両はポケットモンスター関連の事業を手がけるポケモン社の協力で、昨春まで運行されたポケモン列車の第2弾として運行する。
外装に岩手応援ポケモン「イシツブテ」を中心に、いわポケモンをデザイン。内装にもキャラクターがふんだんにラッピングされ、ファンにはたまらないデザインとなっている。
2023/06/16 デーリー東北
これ鉄子のアドバイス通り、往復乗らなくて良かったです。復路で景色を堪能したからそれなりに車内の飲食を満喫出来ましたが、往復だと慌しすぎて全てが中途半端になりかねなかったです。
デザートはどれも美味しかったですが、わたしは特にムースマスカルポーネが気に入りました。ランチは年2回担当シェフが替わり、メニュー内容は4回替わるということなので、繰り返し利用しても飽きがこないように工夫されているようです。
そして、デザートプレートと共に映っているりんごジュースがまた今まで飲んだことがないくらい濃厚で深い味でした。八食センターであえてぶどうジュースを選んでみたのも、おそらくここでりんごジュースが出てくるだろうと思ったからということもありました。
楽しい時間はいつもあっという間に過ぎていきます。このあと、八戸から東京まで新幹線、東京から辻堂まで東海道線と乗り継いで行きましたが、ちょっと贅沢をしてずっとグリーン車だったので本当に快適でした。
旅といえば、わたしの場合、ほぼ飛行機での移動がメインでしたが、たまには煩わしい制約の少ない鉄道の旅もいいなと思いました。
ふう…ようやくこの旅も〆の作業に入ってきました。本当はもっともっと語りたいこともあるのですが、話しだすとキリがないもので。またいつか。ふと思い出した時に急に話しだすかもしれません。
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