旅サラダを見ていたら、今日の特集は南果歩さんの古宇利島への旅でした。。。懐かしい。
と同時にやはり同じ海に行くならもっと遠くに行きたい思いが募ってきて少し感傷的な気分になってしまいました。
ここはレオナルドディカプリオ主演映画ザ•ビーチで有名になったタイのピピ島です。
わたしも以前友人とここに行き、あまりの景色の美しさに感動した場所です。
しかし今このアングルからは写真を撮れなくなってしまいました。大勢の観光客が押し寄せ生態系が壊滅寸前になってしまった結果、2018年からマヤ湾が閉鎖されてしまったからです。
わたしたちがピピ島を訪れたのが2015年、、、それからどんどん観光客が増え、閉鎖前にはこんな状況になっていたようです。
こんなおそろしいことになっていたなんて。
この後コロナ禍になり現在まで閉鎖されています。しかし2022年1月中に解放を計画している旨がタイ政府のFBにて発表されました。
コロナ禍は人類に未曾有の危機をもたらしました。しかしはからずもこの事態が破壊されようとしていた自然の再生の一助となったのだとしたら、これもまた地球という惑星のひとつの計らいなのかもしれません。
地球は人間だけのものではないということを改めて考えさせられました。
旅サラダでは、冒頭の神田正輝さんのコメントにグッときてしまいました。
「さあ、なんか…いつも僕がみんなを守る立ち場なのに、みんなに守られているような雰囲気がするな。ありがとうございます」
正直、神田さんについてはほとんど何の印象もなかったのですが、見えない部分でこの番組に関わる全ての人たちの支えになっていたことが分かりました。
大切な娘さんが天国に旅立ってからまだ1週間しか経っていないのに、、、本物の芸能人の心意気を見せつけられた気がしました。
人はひとりでは生きられないように、、、地球上に住む生き物たちがお互い支えてあってこそ、この地球も在り続けるのでしょう。
今日はクリスマスで、これはイエスキリストの誕生を記念する行事です。
キリスト教では、イエスの正確な誕生日を知ることよりも、神が人類の罪を償うために人の姿でこの世に現れたことを信じることが、クリスマスを祝う最大の目的であると考えられています。
生きている間に間違いや罪を犯さない人はいません。きっとイエスはそういった不完全な人間たちの罪を許す心を広めたかったのでしょう。
わたしはクリスチャンではありませんが、こういった宗教の背景を知り、心穏やかにすごすこともまたひとつのクリスマスの過ごし方なのかもと思いました。
この世に生を受けたものはみんなきっと祝福されて生まれてきたはずです。しかしいつのまにかその初心を忘れて迷い苦しみます。
もし挫けそうになったら少し立ち止まって、自分を慈しんでくれた人たちの笑顔を一生懸命思い出したいと思います。
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